Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §44.7.38.pr

書面による拘束力とその意味内容の効力

7323 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

書面による拘束力は文字の形状ではなく文字が表す意味内容(言説)に存し、書面での意思表示は口頭のものと同等に有効であると規定する。

[PAULUS libro tertio ad edictum. ]
[パウルス、法務官告示註釈第3巻より] 私たちは、文字の形によってではなく、文字が表現する言説によって拘束される。
§44.7.38.prNon figura litterarum, sed oratione, quam exprimunt litterae, obligamur, quatenus placuit non minus ualere, quod scriptura, quam quod uocibus lingua figuratis significaretur.
書面によって意味されることが、舌によって形作られた声によって意味されることに劣らず効力を有するということが承認されているからである。

語釈・文法注

  1. §44.7.38.prquatenus placuit — 接続詞 quatenus は、ここでは「〜である限りにおいて」「〜だからこそ」という因果的・限定的な理由を示している。placuit は非人称動詞で、法理や学説として「承認されている」「合意されている」ことを意味する。
  2. §44.7.38.prnon minus ualere, quod scriptura, quam quod uocibus lingua figuratis significaretur — 非人称の placuit の主語となる対格不定詞句。ualere の主語は、先行詞を含んだ中性関係代名詞 quod が導く名詞節(quod scriptura significaretur および quod uocibus... significaretur)である。uocibus lingua figuratis(舌によって形作られた声)は「話し言葉」を意味し、scriptura(書くこと、書面)という奪格(手段)と対比されている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §44.7.38.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:44.7.38.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。