Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §41.8.8.pr

未引渡しの遺贈物の瑕疵なき占有と時効取得

6842 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

受遺者が引き渡されていない遺贈物の占有を瑕疵なく開始した場合に、その物の時効取得が認められることを論じる。

[PAPINIANUS libro uicensimo tertio quaestionum. ] §41.8.8.prSi non traditam possessionem ingrediatur sine uitio legatarius, legatae rei usucapio competit.
[パピニアヌス『疑義集』第23巻] 受遺者が、引き渡されていない占有に瑕疵なく入るならば、遺贈された物の時効取得が認められる。

語釈・文法注

  1. §41.8.8.prnon traditam possessionem — 「引き渡されていない占有」を意味し、他者からの明示的な引き渡し(traditio)を経ずに、受遺者が自ら事実上の支配を開始することを示す。他動詞としての用法を持つingrediaturの直接目的語(対格)である。
  2. §41.8.8.prcompetit — 動詞competereは、ここでは時効取得(usucapio)が受遺者に対して「認められる」あるいは「生じる」ことを意味する。与格(legatarioなど)は明示されていないが、文脈上、主語である受遺者(legatarius)に対して有効であることを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §41.8.8.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:41.8.8.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。