Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §41.7.4.pr

遺棄者の素性が不明な遺棄物の時効取得

6830 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パウルスは、遺棄された物について、誰が遺棄したか不明であっても時効取得が可能であることを論じている。

[PAULUS libro quinto decimo ad Sabinum. ] §41.7.4.prId, quod pro derelicto habitum est et haberi putamus, usucapere possumus, etiam si ignoramus, a quo derelictum sit.
[パウルス著『サビヌス註釈』第十五巻] 遺棄されたものとみなされ、かつ、そうみなされていると我々が考えるものは、たとえ誰によって遺棄されたのかを我々が知らなくても、時効取得することができる。

語釈・文法注

  1. §41.7.4.prhaberi putamus — 関係代名詞 quod(中性単数)は、前半の habitum est の主語として機能しているが、後半の haberi putamus においては不定詞 haberi の意味上の主語(対格)としても機能している。また、haberi の後には pro derelicto が省略されていると理解される。
  2. §41.7.4.pra quo derelictum sit — 接続法完了 derelictum sit は、主節の動詞 ignoramus(現在)に導かれる間接疑問節において、時制の対応(consecutio temporum)規則に従い、主節より前の完了した事象を表すために用いられている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §41.7.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:41.7.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。