Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §41.2.42.pr-41.2.42.1

共有奴隷の占有と代理人を通じた占有取得

6740 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

共有の奴隷が共同所有者全員に占有されていると見なされる条件、および代理人が買い受けた物の占有が主人に帰属するための要件(委任の有無と事後追認)について記述している。

[ULPIANUS libro quarto regularum. ] §41.2.42.prCommunis seruus etiamsi ab uno ex dominis omnium nomine possideatur, ab omnibus possideri intellegitur.
[ウルピアーヌス『規則集』第4巻] 共有の奴隷は、たとえ主人の一人が全員の名において占有しているとしても、全員によって占有されていると解される。
§41.2.42.1Procurator si quidem mandante domino rem emerit, protinus illi adquirit possessionem: quod si sua sponte emerit, non nisi ratam habuerit dominus emptionem.
代理人が、もし主人の委任によって物を受け取った(買い受けた)のであれば、直ちに主人のために占有を取得する。 これに対して、もし自己の自発的意志によって買い受けたのであれば、主人がその買い受けを追認しない限り、[占有を取得する]ことはない。

語釈・文法注

  1. §41.2.42.prpossideri intellegitur — 動詞 `intellegitur`(〜と理解される、解される)は、主節の主語である `communis seruus` を意味上の主語とする受動不定詞 `possideri` を伴い、いわゆる「主格付き不定詞(NCI)」の構文を形成している。
  2. §41.2.42.1mandante domino — 名詞 `domino` と現在分詞 `mandante`(委任する)の奪格形による奪格独立句(絶対奪格)。「主人が委任している状態で」、すなわち「主人の委任(命令)によって」という条件・前提を表す。
  3. §41.2.42.1non nisi — 前半の主節の動詞句 `adquirit possessionem` が、後半の `non` の直後で省略されている。`non nisi`(〜でなければ〜ない)によって、「主人がその買い受けを追認するのでなければ、[占有を取得する]ことはない」という強い限定条件を表す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §41.2.42.pr-41.2.42.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:41.2.42.pr-41.2.42.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。