Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §40.9.3.pr

奴隷の選択権遺贈と相続人による奴隷解放の制限

6525 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

奴隷の選択権が遺贈された場合、相続人は奴隷を解放することによって受遺者の選択権を奪うことはできない。なぜなら、各奴隷は条件付きで遺贈されたものと見なされるからである。

[GAIUS libro secundo de legatis ad edictum urbicum. ] §40.9.3.prSi optio hominis data sit uel indistincte homo legatus sit, non potest heres quosdam seruos uel omnes manumittendo aut euertere aut minuere ius electionis: nam optione siue electione serui data quodammodo singuli sub condicione legati uidentur.
[ガイウス『都市告示註釈』第2巻、遺贈について] 奴隷の選択権が与えられたか、あるいは具体的に特定されずに奴隷が遺贈された場合、相続人は何人かの奴隷、あるいはすべての奴隷を解放することによって、選択の権利を無効にしたり、あるいはそれを縮小したりすることはできない。 なぜなら、奴隷の選択ないし選定が与えられたときには、ある意味で個々の奴隷が条件付きで遺贈されたとみなされるからである。

語釈・文法注

  1. §40.9.3.prhominis — ここでの homo は一般名詞の「人間」ではなく、法学文献においてしばしば見られる「奴隷」(seruus)を指す語として使われている。
  2. §40.9.3.prmanumittendo — 動名詞の奪格であり、手段(〜を解放することによって)を表す。文の主動詞である potest の補足不定詞 euertere および minuere にかかる。
  3. §40.9.3.prsinguli — ここでは singuli serui(個々の奴隷)を意味し、省略された serui が主格複数形 legati の性・数と一致している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §40.9.3.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:40.9.3.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。