Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §40.4.19.pr

相続人不履行条件付き解放と直接遺言解放

6367 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

相続人が奴隷を解放しなかった場合に直接解放と遺贈を行うという遺言において、相続人が実際に解放した場合であっても、多くの法学者は奴隷が遺言に基づき自由と遺贈を得るとみなす。

[IDEM libro tertio ad Urseium Ferocem. ]
[ウルセイウス・フェロクス註釈書第3巻における同著者] ある人が自己の相続人に対し、奴隷を解放するように頼んでいた。
§40.4.19.prQuidam heredem suum rogauerat, ut seruum manumitteret: deinde, si heres eum non manumiserit, liberum eum esse iusserat eique legauerat: heres eum manumissit.
その後、「もし相続人が彼を解放しなかったならば、彼は自由たるべし」と命じ、かつ彼に遺贈を行っていた。 相続人は彼を解放した。
plerique existimant hunc ex testamento libertatem consequi: secundum hoc legatum quoque ei debetur.
多くの者は、この奴隷が遺言に基づいて自由を獲得すると考えている。 これに従えば、遺贈もまた彼に対して支払われるべきである。

語釈・文法注

  1. §40.4.19.prsi heres eum non manumiserit — 条件節は未来完了(または完了接続法)。文脈上、相続人が解放しなかった場合という否定条件が提示されているが、相続人が現に解放した(manumissit)にもかかわらず、多くの法学者(plerique)は、遺言者の本意を尊重して、奴隷がなお「遺言に基づいて」自由を得たとみなす解釈をとる。
  2. §40.4.19.prsecundum hoc — 中性指示代名詞単数対格の hoc は、直前の「奴隷は遺言によって自由を得る」という多くの法学者(plerique)の解釈を指す。この解釈(hoc)に従うことによって初めて、彼に対して残された遺贈(legatum)も有効に支払われる(debetur)ことになる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §40.4.19.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:40.4.19.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。