Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §4.6.39.pr

防御可能な代理人を残した公務不在者の原状回復の否定

802 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

公務で不在になる者が、自身を防御できる代理人を残していた場合、不在を理由とする原状回復の特別救済は認められないことを示す。

[PAULUS libro primo sententiarum. ] §4.6.39.prIs qui rei publicae causa afuturus erat, si procuratorem reliquerit, per quem defendi potuit, in integrum uolens restitui non auditur.
[パウルス、判決録第1巻]\n\n公務のために不在になろうとしていた者が、もし、その者を通じて自らが防御され得たはずの代理人を残していたならば、原状回復されることを望んでも、その訴えは聞き入れられない。

語釈・文法注

  1. §4.6.39.prin integrum ... restitui — 名詞句 in integrum restitutio(原状回復)の動詞表現であり、不在などの理由で法的な不利益を被った者に対し、政務官が元の法的な状態に戻す特別救済措置を指す。ここでは不定詞 restitui が uolens(望む、望みながら)の補語となっている。
  2. §4.6.39.prdefendi potuit — 受動不定詞 defendi は訴訟において被告として「防御される(弁護される)」ことを意味する。直説法完了の potuit(〜し得た)は、代理人(procurator)が存在したことによって、客観的に防御が可能であった事実を示す。
  3. §4.6.39.prnon auditur — 直訳すると「聞き入れられない」。法廷において、原状回復の訴え(救済の申し立て)が政務官や裁判官によって聴取されない、すなわち却下されることを意味する法的な慣用表現。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §4.6.39.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:4.6.39.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。