Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §4.3.31.pr

使用人の退去教唆による損害と悪意訴訟

692 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

使用人を説得して占有から立ち退かせた場合について、占有そのものは喪失しないものの、損失が生じたときには唆した者に対して悪意訴訟が認められることを説明する。

[PROCULUS libro secundo epistularum. ] §4.3.31.prCum quis persuaserit familiae meae, ut de possessione decedat, possessio quidem non amittitur, sed de dolo malo iudicium in eum competit, si quid damni mihi accesserit.
[PROCULUS libro secundo epistularum.] 誰かが私の使用人たちを説得して占有から立ち退かせたとき、占有自体は確かに失われないが、もし私に何らかの損害が生じたならば、その者に対して悪意訴訟が認められる。

語釈・文法注

  1. §4.3.31.prfamiliae — familia はここでは「家族」ではなく、家屋敷に属する「奴隷たち、使用人一同」を指す。集合名詞として単数で扱われるため、従属節の動詞 decedat も単数形になっている。
  2. §4.3.31.prquid damni — 不定代名詞 quid(si の後で aliquid の代わりに用いられる形)を中性単数属格の damni が修飾する「部分属格」の構造であり、「何らかの損害」を意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §4.3.31.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:4.3.31.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。