Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §4.2.1.pr

畏怖による行為に関する告示と暴力の文言の除外

638 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアーヌスが法務官告示の「畏怖(メトゥス)によってなされた行為の不承認」の規定について解説し、かつて含まれていた「暴力(ウィス)」という文言が除外された理由を、暴力による行為は畏怖による行為に包含されるためであると説明している。

[ULPIANUS libro undecimo ad edictum. ]
[ウルピアーヌス著『告示注解』第十一巻] 法務官は次のように言う。
§4.2.1.prAit praetor: 'Quod metus causa gestum erit, ratum non habebo'.
「畏怖によってなされたことは、私はこれを承認しない。
olim ita edicebatur 'quod ui metusue causa': uis enim fiebat mentio propter necessitatem impositam contrariam uoluntati: metus instantis uel futuri periculi causa mentis trepidatio.
」かつては「暴力または畏怖によって」と告示されていた。 すなわち、意思に反して課された強制のゆえに「暴力」への言及がなされていたのであり、畏怖とは、差し迫った、あるいは将来の危険による精神の動揺である。
sed postea detracta est uis mentio ideo, quia quodcumque ui atroci fit, id metu quoque fieri uidetur.
しかしその後、「暴力」という言及は除かれた。 その理由は、激しい暴力によってなされることは何であれ、畏怖によってもなされるとみなされるからである。

語釈・文法注

  1. §4.2.1.pruis — uis は女性名詞 vis(暴力、力量)の単数属格形であり、後ろの mentio(言及)を修飾する(「暴力についての言及」)。一見すると主格と同形であるため混同しやすいが、ここでは属格として機能している。
  2. §4.2.1.prmetus instantis uel futuri periculi causa mentis trepidatio — 繋辞 est が省略された定義文。metus(畏怖)が主語であり、mentis trepidatio(精神の動揺)が主格補語である。instantis uel futuri periculi causa は、causa が属格を伴って「〜のゆえに」を意味する奪格(または前置詞的副詞句)として働き、「差し迫った、あるいは将来の危険のゆえの」と trepidatio を修飾している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §4.2.1.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:4.2.1.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。