Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §29.7.1.pr

無効な遺言書の遺言補足書としての効力の否定

4577 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

遺言書作成の意図のみがあり、遺言補足書としての効力を望まなかった場合は、遺言補足書も作成されなかったとみなされ、遺言書内の記述は無効となることが規定されている。

[ULPIANUS libro quarto disputationum. ] §29.7.1.prSaepissime rescriptum et constitutum est eum, qui testamentum facere opinatus est nec uoluit quasi codicillos id ualere, uideri nec codicillos fecisse: ideoque quod in illo testamento scriptum est, licet quasi in codicillis poterit ualere, tamen non debetur.
[ウルピアヌス著『討論集』第四巻] 遺言書を作成しようと意図し、かつそれを遺言補足書として効力を持たせることを望まなかった者は、遺言補足書すら作成しなかったとみなされるということが、非常にしばしば勅答によって回答され、かつ規定されている。 したがって、その遺言書に書かれた内容は、たとえ遺言補足書においてであるかのように効力を持ち得たとしても、やはり義務とはならない。

語釈・文法注

  1. §29.7.1.pruideri nec codicillos fecisse — 対格主語 eum を伴う不定詞 uideri は、主節の非人称受動表現 rescriptum et constitutum est の主語となる AcI 構文を形成している。nec は non uel や ne...quidem(〜さえもない)の意で、全体として「遺言補足書すら作成しなかったとみなされる」という意味になる。
  2. §29.7.1.prlicet quasi in codicillis poterit ualere — licet は譲歩の接続詞(あるいは非人称動詞の副詞化)として機能し、直説法未来(または未来完了)poterit を伴って「たとえ〜しうるとしても」という譲歩節を導いている。quasi は「あたかも〜であるかのように」という仮定的な比較を表す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §29.7.1.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:29.7.1.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。