Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §29.2.47.pr

主人の発狂による奴隷の相続承認権の喪失

4450 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

相続人に指定された奴隷に承認を命じた主人が、奴隷の承認前に狂気となった場合、主人の意思が失われるため、奴隷は正当に相続を承認できないと判断された。

[IDEM libro quarto quaestionum. ] §29.2.47.prQui seruum suum heredem institutum adire iusserat, priusquam ille adiret, furiosus est factus.
[同著者、疑義集第4巻] 相続人に指定された自分の奴隷に承認するよう命じた者が、その奴隷が承認する前に狂気となった。
negauit recte seruum aditurum, quoniam non nisi uoluntate domini adquiri hereditas potest, furiosi autem uoluntas nulla est.
彼は、奴隷が正当に承認することはできないと判定した。 なぜなら、主人の意思によるのでなければ相続は取得され得ず、狂者の意思は存在しないからである。

語釈・文法注

  1. §29.2.47.prnegauit — この動詞の主語は、前文の主語(狂気となった主人)ではなく、法律上の回答を与えている法学者(著者アフリカヌス、または彼が依拠するジュリアヌスなど)である。ラテン語の法学文献では、このような回答動詞の主語(法学者)がしばしば省略される。
  2. §29.2.47.praditurum — 未来能動不定詞 aditurum esse の esse が省略された形であり、対格の seruum を意味上の主語とする対格不定詞構文(negauit の目的語節)を形成している。全体として「奴隷が(相続を)承認するだろうということを否定した」すなわち「承認することはできないと判断した」という意味になる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §29.2.47.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:29.2.47.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。