Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §29.2.31.pr

非妊娠が確実な場合の遺腹子持分の共同相続人への加増

4434 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

胎生遺言相続人と共に指定された共同相続人に対し、実際には妊娠していないことが確実な場合、その胎生遺言相続人の持分が加増される要件について述べている。

[PAULUS libro secundo ad Sabinum. ] §29.2.31.prHeredi cum postumo instituto reliquae partes adcrescunt, quae postumo datae sunt, si certum sit non esse praegnatem, licet heres ignoret.
[パウルス、サビヌス註釈第2巻] 胎生遺言相続人と共に指定された相続人には、もし妊娠していないことが確実であるならば、たとえ相続人がそのことを知らなくとも、その胎生遺言相続人に与えられていた残りの部分が加増される。

語釈・文法注

  1. 29.2.31.prHeredi cum postumo instituto — 与格の `Heredi` は、主動詞 `adcrescunt`(加増される、帰属する)に係る。`cum postumo instituto`(指定された胎生遺言相続人と共に)は、共同相続人の存在を示す奪格の副詞句である。
  2. 29.2.31.prnon esse praegnatem — 非人称表現 `certum sit` の主語となる対格不定詞句。不定詞 `esse` の意味上の主語(女性を示す対格 `mulierem` 等)は文脈から自明なため省略されている。
  3. 29.2.31.prlicet heres ignoret — 譲歩の接続詞 `licet` が接続法現在 `ignoret` を伴って、「たとえ相続人が(妊娠していないという事実を)知らなくても」という譲歩節を形成している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §29.2.31.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:29.2.31.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。