Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §21.1.54.pr

逃亡歴のない奴隷の購入後初逃亡と解除訴権

3070 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

良好な条件で購入された奴隷が、それまで逃亡の既往歴がないにもかかわらず新たに逃亡した場合、契約解除訴権は認められないことを説明している。

[PAPINIANUS libro quarto responsorum. ] §21.1.54.prActioni redhibitoriae non est locus, si mancipium bonis condicionibus emptum fugerit, quod ante non fugerat.
[パピニアヌス著『答弁録』第4巻] 以前には逃亡したことがなかったのに、良好な状態で買い取られた奴隷が逃亡したとしても、契約解除訴権が認められる余地はない。

語釈・文法注

  1. §21.1.54.practioni redhibitoriae — 述語的表現である non est locus(余地はない)が支配する与格である。actio redhibitoria は、売買の目的物(ここでは奴隷)に隠れた瑕疵があった場合に、買主が契約を解除して代金返還を求める「契約解除訴権」を指す。
  2. §21.1.54.prbonis condicionibus — 付帯状況または状態を表す奪格で、完了分詞 emptum を修飾する。奴隷が良好な状態で、あるいは公正な取引条件のもとで購入されたことを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §21.1.54.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:21.1.54.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。