Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §2.15.6.pr

遺言文言の確認による和解と真実の究明

434 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

遺言に関する紛争においては、遺言の文言を精査して理解することが、和解や事実究明の不可欠な前提であることを説明する。

[GAIUS libro septimo decimo ad edictum prouinciale. ] §2.15.6.prDe his controuersiis, quae ex testamento proficiscuntur, neque transigi neque exquiri ueritas aliter potest quam inspectis cognitisque uerbis testamenti.
[ガイウス『地方政庁告示註釈』第17巻] 遺言から生じるこれらの紛争については、遺言の文言を検査し理解することなしには、和解をすることも、真実を究明することも、他には不可能である。

語釈・文法注

  1. §2.15.6.praliter ... quam inspectis cognitisque uerbis — 副詞 aliter(別様に)と接続詞 quam(〜より)の相関関係に、奪格絶対(inspectis cognitisque uerbis)が続いている。直訳すると「遺言の文言が検査され理解されることによるのとは別様には〜できない」となり、「検査し理解することなしには〜できない」という必須条件を意味する。
  2. §2.15.6.prtransigi — 動詞 transigo(和解する、解決する)の現在受動不定詞。非人称受動(和解がなされること)として、potest にかかっている。主節のもう一つの不定詞 exquiri は ueritas(真実)を主語とするが、transigi の意味上の主語は、前節の de his controuersiis から controuersiae が補われるか、あるいは非人称的(和解を行うこと)と解される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §2.15.6.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:2.15.6.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。