Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §2.14.61.pr

合意による処分権や埋葬等の制限の禁止

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要旨

合意(契約)によって、私法上の所有権の根幹や、宗教的・公法上の権利(神聖な場所の捧げ物、埋葬、譲渡の自由)をあらかじめ制限・排除することはできないとする規定。

[POMPONIUS libro nono ad Sabinum. ] §2.14.61.prNemo paciscendo efficere potest, ne sibi locum suum dedicare liceat aut ne sibi in suo sepelire mortuum liceat aut ne uicino inuito praedium alienet.
[ポンポニウス『サビヌス註釈』第9巻] 何人も、合意することによって、自分に自らの場所を捧げることが許されなくなるよう、あるいは自分に自らの土地で死者を埋葬することが許されなくなるよう、あるいは隣人が望まないのに土地を譲渡することができなくなるよう取り決めることはできない。

語釈・文法注

  1. §2.14.61.prpaciscendo — 動名詞 paciscere(合意する、契約する)の奪格で、手段を表す。合意という行為によって特定の法的効果をあらかじめ排除することはできないという趣旨。
  2. §2.14.61.prefficere ..., ne — 動詞 efficere(引き起こす、〜となるように取り決める)が、否定の結果を導く接続詞 ne とともに用いられ、目的節あるいは結果節(ここでは名詞節に準ずる)を構成している。
  3. §2.14.61.pruicino inuito — 名詞 uicinus(隣人)と形容詞 inuitus(意に反して、望まない)の奪格による、いわゆる「名詞+形容詞」型の独立奪格(ablative absolute)。「隣人が望まない状態で」すなわち「隣人の意に反して」の意。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §2.14.61.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:2.14.61.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。