Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §18.1.4.pr

善意による自由人や神聖な場所の買入れの成立

2592 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

買主がその事実について無知である場合、所有不可能な自由人や神聖・宗教的場所の買入れであっても、売買契約の成立が認められることを説明している。

[POMPONIUS libro nono ad Sabinum. ] §18.1.4.prEt liberi hominis et loci sacri et religiosi, qui haberi non potest, emptio intellegitur, si ab ignorante emitur,
[ポンポニウス『サビヌス註釈』第9巻] また、所有され得ない自由人、あるいは神聖な場所や宗教的な場所の買入れも、もし事情を知らない者によって買い入れられるならば、成立するものと解される。

語釈・文法注

  1. §18.1.4.prqui haberi non potest — 「所有され得ない(=他人の所有物となり得ない)」の意。関係代名詞 `qui` は男性単数で、直前の `loci`(または `hominis`)に一致する。意味上は、自由人も神聖・宗教的な場所も、いずれも私法上は所有の客体となり得ないものであることを説明している。
  2. §18.1.4.premptio intellegitur — `intellegitur`(判断される、解される)の後ろには、不定詞 `consistere`(成立する)や `coisse`(結ばれた)などが省略されており、「買入れ(契約)が成立するものと解される」という意味になる。本来は売買不可能な客体であっても、買主が善意(無知)であれば、契約自体の成立が認められ、契約に基づく請求権(買主のアクティオ・エンプティなど)が生じ得ることを示している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §18.1.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:18.1.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。