Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §18.1.28.pr

他人の物の売買の有効性と買主の追奪リスク

2616 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアヌスは、他人の物であっても売買契約は有効に成立するが、真の所有者から買主に対して追奪がなされうることを説明する。

[ULPIANUS libro quadragensimo primo ad Sabinum. ] §18.1.28.prRem alienam distrahere quem posse nulla dubitatio est: nam emptio est et uenditio: sed res emptori auferri potest.
[ULPIANUS libro quadragensimo primo ad Sabinum.] 他人の物を売却することが誰にでも可能であるということには、何の疑いもない。 なぜなら、売買契約は成立するからである。 しかし、その物は買主から奪われうる。

語釈・文法注

  1. §18.1.28.prquem — 不定代名詞 `aliquem`(誰かが、ある人が)の代わりに用いられており、不定詞 `posse` の意味上の主語(対格)として機能している。
  2. §18.1.28.prnulla dubitatio est — 通常、否定の疑いを表す表現は `quin` 節を伴うが、ここでは `quem posse...` という対格不定詞(A.C.I.)構文を直接従えている。
  3. §18.1.28.premptori — 与格であるが、奪うことを意味する動詞 `auferri`(奪われる)とともに用いられて、奪取・分離の対象(「買主から」)を表す「分離の与格」(dativus separationis)として機能している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §18.1.28.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:18.1.28.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。