Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §18.1.10.pr

素材の一致と品質の差異による売買の有効性

2598 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パウルスは、売買の目的物が確かに金であったが品質が買主の予想を下回るにすぎない場合、素材そのものの誤りとは異なり、売買契約は有効に成立すると指摘する。

[PAULUS libro quinto ad Sabinum. ] §18.1.10.prAliter atque si aurum quidem fuerit, deterius autem quam emptor existimaret: tunc enim emptio ualet.
[パウルス『サビヌス註釈』第5巻] これとは異なり、もし確かに金ではあったが、買主が考えていたよりも品質が劣るものであった場合には、売買は有効である。 なぜなら、その場合には[契約が]成立するからである。

語釈・文法注

  1. §18.1.10.prAliter atque si — 比較の副詞 aliter と接続詞 atque(ac)の組み合わせで「〜とは異なる」を意味し、条件節 si と結びついて「〜の場合とは異なる」という対比を表す。ここでは、直前のウルピアヌスの記述(金の代わりに真鍮が売られた場合のように、素材そのものが異なって契約が無効となるケース)との相違を示している。
  2. §18.1.10.prdeterius — 比較級形容詞 deterior(より劣った)の中性単数主格形。主節(または条件節内の主格補語)の主語である aurum(中性名詞)に性・数・格が一致している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §18.1.10.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:18.1.10.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。