Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §15.1.39.pr

特有財産の定義と奴隷の倹約および主人の意図

2298 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

フロレンティヌスは、特有財産が奴隷自身の倹約や忠勤による獲得物、およびそれをあたかも固有の財産のように保有させるという主人の意図によって構成されるものであることを規定する。

[FLORENTINUS libro undecimo institutionum. ] §15.1.39.prPeculium et ex eo consistit, quod parsimonia sua quis parauit uel officio meruerit a quolibet sibi donari idque uelut proprium patrimonium seruum suum habere quis uoluerit.
[フロレンティヌス『法学提要』第11巻] 特有財産はまた、奴隷が自らの倹約によって得たもの、あるいは忠勤によって誰からであれ自分に贈与されるに値したものであって、それを、主人が自分の奴隷に、あたかも固有の財産であるかのように保有させることを望んだこと、からも成り立つ。

語釈・文法注

  1. §15.1.39.pret — 接続詞 et は、前文までに議論された特有財産の範囲や控除に関する事項に加えて、本条において特有財産の実質的な構成要因を「さらにまた」提示していることを示す。
  2. §15.1.39.prquis... quis — 同一文中に二度現れる不定代名詞 quis の主体が切り替わっている。最初の quis(parauit の主語)は行為者である奴隷を指し、二番目の quis(uoluerit の主語)は「自分の奴隷(seruum suum)」との関係から、その奴隷の主人を指す。
  3. §15.1.39.profficio meruerit a quolibet sibi donari — 「officio」は奴隷が尽くした「忠勤、任務」を指す奪格。「meruerit」は「〜するに値した、ふさわしかった」という意味で、他動詞として「a quolibet sibi donari」(誰からであれ自分に贈与されること)という受動不定詞句を補足的に従えている。sibi は meruerit の主語(奴隷自身)を指す再帰代名詞。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §15.1.39.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:15.1.39.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。