Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §13.6.23.pr

使用貸借された馬の道中衰弱と貸主の過失責任

2138 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

馬の使用貸借において、借主に過失がなく、馬がその労苦に耐えられずに道中で衰弱した場合、不適切な馬を貸し出した貸主に過失があるため、借主は責任を負わないと論じられている。

[POMPONIUS libro uicensimo primo ad Quintum Mucium. ] §13.6.23.prSi commodauero tibi equum, quo utereris usque ad certum locum, si nulla culpa tua interueniente in ipso itinere deterior equus factus sit, non teneris commodati: nam ego in culpa ero, qui in tam longum iter commodaui, qui eum laborem sustinere non potuit.
[ポンポニウス、クィントゥス・ムキウス註解第21巻]\n\nもし私があなたに、特定の場所まで使用するために馬を貸したとして、あなたの過失がいっさい介入することなく、その道中において馬の具合が悪くなった場合、あなたは使用貸借の責任を問われない。 なぜなら、その労苦に耐えることができなかった馬を、そのような長い道中のために貸した私自身に過失があるからである。

語釈・文法注

  1. §13.6.23.prquo utereris — 関係代名詞 `quo`(先行詞は `equum`)が接続法未完了過去 `utereris`(`utor` の二人称単数)を伴い、貸し出された馬の「使用目的」または「使途」を表している。
  2. §13.6.23.prnon teneris commodati — `commodati` は、動詞 `teneris`(`tenere` の受動態、「〜に対して義務・責任を負う」)が要求する訴訟名を示す属格である。実質的には `actione commodati`(使用貸借の訴えによって)と同義であるが、属格形 `commodati` が直接用いられている。
  3. §13.6.23.prqui eum laborem — 関係代名詞 `qui` の先行詞は、前文の `commodaui` の暗黙の目的語である `equum`(馬)である。主節の主語(`ego`)を先行詞とする直前の `qui` とは異なり、こちらは馬の性質を説明している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §13.6.23.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:13.6.23.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。