Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §10.2.6.pr

入札による遺産文書の保管者決定の否定

1643 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

入札によって勝った者に遺産文書を保持させる方法について、ウルピアーヌスとポンポニウスがともに否定的意見であることを述べる。

[ULPIANUS libro nono decimo ad edictum. ] §10.2.6.prNam ad licitationem rem deducere, ut qui licitatione uicit hic habeat instrumenta hereditaria, non placet neque mihi neque Pomponio.
[ウルピアーヌス、告示注解第十九巻] というのも、入札で勝った者が遺産に関する文書を保持するようにと、この事態を入札に付すことは、私にとってもポンポニウスにとっても認められないことだからである。

語釈・文法注

  1. 10.2.6.prad licitationem rem deducere — この不定詞句全体が主文の動詞 `non placet` の主語として機能している。`rem`(事柄・事態)は、直前の箇所(10.2.5.pr)で議論されていた「共同相続人のうち誰が証書を保管すべきか」という問題を指す。
  2. 10.2.6.prut qui licitatione uicit hic habeat — 接続法 `habeat` を伴う `ut` 節であり、事態を入札に付す目的または意図される結果を表す。節内において、関係節の主語 `qui licitatione uicit` を受ける指示代名詞 `hic` が冗長に置かれ、主語が強調されている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §10.2.6.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:10.2.6.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。