Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §1.17.1.pr

エジプト総督の権限が終了する条件

202 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

エジプト総督がその権限を失うタイミングについて、後継者が属州に入るだけでなく、アレクサンドリアに入ることが条件であると規定する。

[ULPIANUS libro quinto decimo ad edictum. ] §1.17.1.prPraefectus Aegypti non prius deponit praefecturam et imperium, quod ad similitudinem proconsulis lege sub Augusto ei datum est, quam Alexandriam ingressus sit successor eius, licet in prouinciam uenerit: et ita mandatis eius continetur.
[ウルピアーヌス、『告示注解』第15巻より] エジプト総督は、長官職、および、アウグストゥスの下で法律によりプロコンスルに準じて彼に与えられたインペリウムを、たとえ後継者が属州に入っていたとしても、その後継者がアレクサンドリアに入るまでは失うことはない。 そして彼の訓令にもそのように含まれている。

語釈・文法注

  1. §1.17.1.prnon prius ... quam — non と prius ... quam が分離した相関構造。後続の ingressus sit(接続法完了)と組み合わさり、「〜するまでは…しない」という時間的限界を表す。
  2. §1.17.1.prquod — 関係代名詞 quod(中性単数主格)は、直前の imperium(中性名詞)のみを先行詞とする。女性名詞 praefecturam は含まれず、受動態の動詞 datum est も中性単数形をとる。
  3. §1.17.1.prlicet in prouinciam uenerit — 譲歩の接続詞 licet が接続法完了 uenerit を伴う。主語は省略されているが、文脈上 successor eius(彼の後継者)である。後継者が属州全体に入っただけでは足りず、アレクサンドリアの市に入ることが条件であることを強調する。
  4. §1.17.1.prmandatis eius — 属格 eius は Praefectus Aegypti(エジプト総督)を指す。皇帝から当該総督に下される個別訓令(mandata)にこの内容が含まれていることを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §1.17.1.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:1.17.1.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。