Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §9.13.1

困難は外ではなく自らの判断の内にあること

345 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

著者は、外的な困難な状況(境遇)は自分の外に客観的に存在するのではなく、自分の内なる判断(思い込み)の中にこそあるものだと気づき、それを排除したと述べる。

§9.13.1Σήμερον ἐξῆλθον πάσης περιστάσεως, μᾶλλον δὲ ἐξέβαλον πᾶσαν περίστασιν·
今日、私はあらゆる困難から脱出した。 というよりはむしろ、あらゆる困難を投げ捨てた。
ἔξω γὰρ οὐκ ἦν, ἀλλὰ ἔνδον ἐν ταῖς ὑπολήψεσιν.
なぜなら、それは外にあったのではなく、内なる判断の中にあったからである。

語釈・文法注

  1. §9.13.1οὐκ ἦν — 3人称単数未完了動詞 ἦν の主語は、文脈から前文の περίστασις(困難な状況、境遇)である。困難とは客観的な外的出来事そのものとして存在するのではなく、自らの内なる判断(ὑπόληψις)によって生じるものであるという、ストア派の核心的な認識論が示されている。

この箇所を引用する

マルクス・アウレリウス, 自省録 §9.13.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:9.13.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。