Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §11.4.1

共同体への貢献と自己の利益の合致

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要旨

共同体のために行動することは自分自身の利益になるという確信を常に念頭に置き、利他的な行為を決して止めないよう自己に促している。

§11.4.1Πεποίηκά τι κοινωνικῶς·
私は共同体のために何かをなした。
οὐκοῦν ὠφέλημαι.
それなら、私は(自分自身に)益をもたらしたのだ。
τοῦτο ἵνα ἀεὶ πρόχειρον ἀπαντᾷ, καὶ μηδαμοῦ παύου.
この考えが常に手元にあって君の前に現れるようにせよ。 そして、決して(それを行うのを)やめてはならない。

語釈・文法注

  1. §11.4.1ὠφέλημαι — 動詞 ὠφελέω(益する)の完了一主単。受動態(私は益された)とも、自己直接的な中間態(私は自分に益をもたらした)とも解釈できる。ストア派の倫理学において、宇宙や社会という全体(共同体)に利する行為をなすことは、その一部である自己の合理的本性を充足させることであり、そのまま自己の利益になるという相互関係を表している。
  2. §11.4.1ἵνα ἀεὶ πρόχειρον ἀπαντᾷ — 接続詞 ἵνα と接続法3人称単数(ἀπαντᾷ)による構成。主節の主動詞(βλέπε や ὅρα など)を伴わずに独立節として用いられ、命令・勧告(「〜するようにせよ」「〜であれ」)を表す。これは後古典期からコイネー期にかけて広く見られる口語的・強意的な表現である。
  3. §11.4.1μηδαμοῦ παύου — 副詞 μηδαμοῦ(決して〜ない)と、動詞 παύω(やめる)の現在中間態命令2人称単数(παύου)の組み合わせ。文脈から「共同体のために行動すること(κοινωνικῶς ποιεῖν)」が省略された不定詞として補われており、「(そうした利他的な行為を)決してやめてはならない」という意味になる。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §11.4.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:11.4.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。