Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §11.29.1

人を導く前にまず従うことを学ぶ必要性

441 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

読み書きを学ぶ際にも、まずは指導される立場にならなければ指導する立場になれないように、人生においてはなおさら他者に従う経験が必要であると説く。

§11.29.1Ἐν τῷ γράφειν καὶ ἀναγινώσκειν οὐ πρότερον ἄρξεις πρὶν ἀρχθῇς.
書くことと読むことにおいて、支配されるまでは支配することはない。
τοῦτο πολλῷ μᾶλλον ἐν τῷ βίῳ.
これは人生においてなおさらのことである。

語釈・文法注

  1. §11.29.1ἄρξεις — 動詞 ἄρχω(能動態「支配する、指導する」、受動態「支配される、指導される」)は、前半の「書くことと読むこと」の文脈では「(教師に)指導する/指導される」という意味を帯びるが、後半の「人生」においては「(統治者として)支配する/支配される」というより広い意味に拡張されている。この二重の意味を一つの動詞で表現している。
  2. §11.29.1πρὶν ἀρχθῇς — οὐ πρότερον... πρὶν 構文において、主節が否定(οὐ πρότερον)で、従属節が未来の事象を表す場合、アッティカ散文では通常 πρὶν ἄν +接続法が用いられるが、ここでは ἄν が省略されて πρὶν +接続法(ἀρχθῇς)となっている。これは後期ギリシア語や詩的な文体によく見られる特徴である。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §11.29.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:11.29.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。