Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §11.12.1

魂の球体が保つ本来の形状と内なる光

424 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

魂の球体が、外部の刺激によって伸縮や歪みを生じることなく、万物と自己の本質を照らす内なる光によって輝くとき、本来の自律的で均質な形状を保つことを説明している。

§11.12.1Σφαῖρα ψυχῆς αὐτοειδής, ὅταν μήτε ἐκτείνηται ἐπί τι μήτε ἔσω συντρέχῃ μήτε σπειρᾶται μήτε συνιζάνῃ, ἀλλὰ φωτὶ λάμπηται ᾧ τὴν ἀλήθειαν ὁρᾷ τὴν πάντων καὶ τὴν ἐν αὑτῇ.
魂の球体は、何ものかに向かって伸び広がることも、内側に萎縮することも、分散することもしぼむこともなく、むしろ、万物の真理と自己の内なる真理を見るその光によって輝いているとき、自らに固有の形を保っている。

語釈・文法注

  1. §11.12.1Σφαῖρα ψυχῆς αὐτοειδής — 繋辞(ἐστί)が省略された文と解釈される。「魂の球体は、自らに固有の(あるいは均質な)形を保っている」の意。αὐτοειδής は、他からの影響を受けずに自己と同一の、あるいは一様な形(球体)をしている状態を指す。
  2. §11.12.1σπειρᾶται — 動詞 σπειράω(とぐろを巻く、折りたたむ、歪む)の接続法現在中・受動相3人称単数。文脈上、滑らかな球体としての魂が歪んだり、ねじれたり、あるいは分散したりする変形プロセスの一つを指す。
  3. §11.12.1ᾧ τὴν ἀλήθειαν ὁρᾷ — 関係代名詞 ᾧ は先行詞 φωτί を受ける手段・道具の与格。ὁρᾷ の意味上の主語は、ψυχή(魂、またはその換喩としての球体)である。「その光によって[魂が]真理を見る」。

この箇所を引用する

マルクス・アウレリウス, 自省録 §11.12.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:11.12.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。