§8.29.1τούτων δή σφι ἀμφοτέρων ἔχοντες ἔγκοτον οἱ Θεσσαλοὶ πέμψαντες κήρυκα ἠγόρευον τάδε.
これら二つのことのために彼らに対して恨みを抱いていたテッサリア人たちは、使者を送り、次のように告げた。
ὦ Φωκέες, ἤδη τι μᾶλλον γνωσιμαχέετε μὴ εἶναι ὅμοιοι ἡμῖν.
「フォキス人たちよ、今やそなたたちは、自分たちが我々と同等ではないということを、もう少しわきまえるがよい。
§8.29.2πρόσθε τε γὰρ ἐν τοῖσι Ἕλλησι, ὅσον χρόνον ἐκεῖνα ἡμῖν ἥνδανε, πλέον αἰεί κοτε ὑμέων ἐφερόμεθα·
というのも、かつてギリシア人の間にあって、我々がそう望んでいた間は、我々は常にそなたたちよりも優位に立っていたからである。
νῦν τε παρὰ τῷ βαρβάρῳ τοσοῦτο δυνάμεθα ὥστε ἐπʼ ἡμῖν ἐστι τῆς γῆς ἐστερῆσθαι καὶ πρὸς ἠνδραποδίσθαι ὑμέας.
また今や、我々は異民族の元でこれほどの影響力を持っているので、そなたたちが土地を奪われ、そのうえ奴隷にされるかどうかは、我々の意のままである。
ἡμεῖς μέντοι τὸ πᾶν ἔχοντες οὐ μνησικακέομεν, ἀλλʼ ἡμῖν γενέσθω ἀντʼ αὐτῶν πεντήκοντα τάλαντα ἀργυρίου, καὶ ὑμῖν ὑποδεκόμεθα τὰ ἐπιόντα ἐπὶ τὴν χώρην ἀποτρέψειν.
しかしながら、我々はすべてを意のままにできながらも、恨みを根に持つつもりはない。 ただ、その代わりに銀五十タラントンが我々に支払われるようにせよ。 そうすれば、我々はそなたたちの領土に押し寄せてくる脅威を退けることを約束しよう。 」