§4.30.1ἐνθαῦτα μέν νυν διὰ τὰ ψύχεα γίνεται ταῦτα.
さて、そこでは寒さのためにこれらのことが起こるのである。
θωμάζω δέ (προσθήκας γὰρ δή μοι ὁ λόγος ἐξ ἀρχῆς ἐδίζητο) ὅτι ἐν τῇ Ἠλείῃ πάσῃ χώρῃ οὐ δυνέαται γίνεσθαι ἡμίονοι, οὔτε ψυχροῦ τοῦ χώρου ἐόντος οὔτε ἄλλου φανεροῦ αἰτίου οὐδενός.
しかし私は不思議に思うのである(というのも、私のこの叙述は、そもそも最初から付け足しを求めていたからである)が、エリス地方の全土においてラバが生まれることができないということについて、その土地が寒いわけでもなく、他に何ら明白な原因があるわけでもないのに、そうなのである。
φασὶ δὲ αὐτοὶ Ἠλεῖοι ἐκ κατάρης τευ οὐ γίνεσθαι σφίσι ἡμιόνους,
エリス人自身は、ある呪いのために、自分たちのところでラバが生まれないのだと言っている。
§4.30.2ἀλλʼ ἐπεὰν προσίῃ ἡ ὥρη κυΐσκεσθαι τὰς ἵππους, ἐξελαύνουσι ἐς τοὺς πλησιοχώρους αὐτάς, καὶ ἔπειτά σφι ἐν τῇ τῶν πέλας ἐπιεῖσι τοὺς ὄνους, ἐς οὗ ἂν σχῶσι αἱ ἵπποι ἐν γαστρί·
そうではなく、牝馬たちが受胎する時期が近づくと、彼女らを隣国の人々の土地へと追い立てていき、それから隣人たちの土地において、牝馬たちに牡ロバをあてがう。
ἔπειτα δὲ ἀπελαύνουσι.
牝馬たちが身ごもるまでそうしておき、それから彼女らを連れ戻すのである。