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七賢人の遊戯

§80-155

ソロンの教訓とキロンおよびクレオブロスの警句

ソロンが自身とクロイソス王との有名な逸話を語って最期の見極めの重要性を説いた後、キロンが「汝自身を知れ」を、クレオブロスが「中庸最善」の警句をそれぞれ述べていきます。

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80

​ut in orbe tereti nominum sertum inderet,1

丸い円の中に、名前の冠を置くように。

​ne primus esset, ne vel imus quispiam.

誰も最初にならず、最後にも誰もならないように。

​eorum e medio prodeo gyro Solon,

私はその円の真ん中から、ソロンとして進み出る。

​ut, quod dixisse Croeso regi existimor,

私がクロイソス王に言ったと思われていることが、

​id omnis hominum secta sibi dictum putet.

人々のあらゆる一派にとって、自分自身に言われたことだと考えられるように。

85

​Graece coactum est ὅρα τέλος μακροῦ βίου,

ギリシア語では「ホラ・テロス・マクルー・ビウ」と簡潔にまとめられているが、

​quod longius fit, si Latine dixeris:

ラテン語で言えば長くなる。

​spectare vitae iubeo cunctos terminum.

「私はすべての者に、人生の終わりを見つめるよう命じる」と。

​proinde miseros aut beatos dicere

したがって、不幸せだとか幸せだとか言うのを

​evita, quod sunt semper ancipiti in statu.

避けよ。彼らは常に不安定な状態にあるのだから。

90

​id adeo sic est. si queam, paucis loquar.

それはまさにその通りである。できれば、手短に話そう。

​Rex an tyrannus Lydiae, Croesus, fuit

リュディアの王、あるいは僭主であるクロイソスは、

​his in beatis, dives insanum in modum,

これら幸福な人々の中にあり、常軌を逸したほど裕福で、

​lateribus aureis templa qui divis dabat,

金の延べ棒を神々の神殿に捧げていたが、

​is me evocavit. venio dicto oboediens,

彼が私を召し出した。私は言葉に従ってやって来た、

95

​meliore ut uti rege possint Lydii.

リュディア人たちがより良い王を持つことができるように。

​rogat, beatum prodam, si quem noverim.

彼は私に、もし誰か知っているなら、最も幸福な者を明かすよう求める。

​Tellena dico civem non ignobilem:

私はテッロスという、名もなき者ではない市民の名を挙げる。

​pro patria pugnans iste vitam obiecerat.

彼は祖国のために戦って命を捧げたのだ。

​despexit, alium quaerit, inveni Aglaum:

王は彼を軽んじ、別の者を求める。私はアグラオスを見出した。

100

​fines agelli proprii is numquam excesserat.

彼は自分の小さな畑の境界から一歩も出たことがなかった。

​at ille ridens: “Quo dein me ponis loco,

すると王は笑って言った。「では、私をどの位置に置くのだ、

​beatus orbe toto qui solus vocor?”

全世界で唯一幸福と呼ばれているこの私を?」

​Spectandum dico terminum vitae prius:

私は言う、まず人生の終わりを見届けるべきだと。

​tum iudicandum, si manet felicitas.

幸福が永続するかどうかは、その時に判断されるべきだと。

105

​dictum moleste Croesus accepit: ego

クロイソスはこの言葉を不快に受け取った。私は

​relinquo regem, bellum ille in Persas parat,

王のもとを去る。王はペルシア人に対する戦争を準備し、

​profectus, victus, vinctus, regi deditus,

出陣し、敗れ、縛られ、敵の王に引き渡された。

​stat ille, captans funeris iam instar sui,

彼は、すでに自身の死を迎えようとして立ち、

​qua flamma totum se per ambitum dabat

そこでは、炎が周囲全体に広がり、

110

​volvens in altum tumidos aestu globos.

熱気で膨らんだ煙の塊を高く巻き上げていた。

​ac paene sero Croesus ingenti sono,

そして、ほとんど手遅れになってから、クロイソスは大声で言った、

​O vere vates, inquit, O Solon, Solon

「おお、真の預言者よ、と彼は言う、おお、ソロン、ソロンよ」

​clamore magno ter Solonem nuncupat.

大いなる叫びとともに、三度ソロンの名を呼んだ。

​qua voce Cyrus motus, extingui iubet

その声にキュロスは心を動かされ、消火するよう命じる、

115

​gyrum per omnem et destrui ardentem pyram:

周囲全体の、燃え盛る火葬の薪を壊すようにと。

​et commodum profusus imber nubibus

すると都合よく、雲から激しい雨が降り注ぎ、

​repressit ignem. Croesus ad regem illico

火を消し止めた。クロイソスは直ちに王のもとへ、

​per militarem ducitur lectam manum:

選りすぐりの兵士たちの手によって連れて行かれる。

​interrogatur, quem Solonem diceret

彼は、自分が言ったソロンとは誰のことか、

120

​et quam ciendi causam haberet nominis?

またその名を呼んだ理由は何であるかを尋ねられる。

​seriem per omnem cuncta regi edisserit.

彼は一連の出来事をすべて王に詳しく説明する。

​miseratur ille vimque fortunae videns

王は彼を憐れみ、運命の力を目の当たりにして、

​laudat Solonem: Croesum inde in amicis habet

ソロンを称賛する。それ以来、クロイソスを友人の中に加え、

​vinctumque pedicis aureis secum iubet,

金の足枷で繋がれた彼に、自分とともに

125

​reliquum quod esset vitae, totum degere.

残りの人生のすべてを過ごすよう命じる。

​ego duorum regum testimonio

私は二人の王の証言によって、

​laudatus et probatus ambobus fui.

称賛され、彼ら両方に認められたのだ。

​quodque uni dictum est, quisque sibi dictum putet.

そして、一人の人に言われたことを、誰もが自分に言われたことだと考えるように。

​Ego iam peregi, qua de causa huc prodii.

私は、ここに出てきた目的をすでに果たした。

130

​venit ecce Chilon. vos valete et plaudite.

見よ、キロンがやって来る。皆さん、お元気で、そして拍手を。

​LUMBI sedendo,2 oculi spectando dolent,

座りすぎて腰が痛み、見すぎて目が痛む、

​manendo Solonem, quoad ad se se recipiat.1

ソロンが引き下がるのを待っている間に。

​hui, quam pauca, di, locuntur Attici!

おやおや、神々よ、アッティカ人はなんと口数が少ないことか!

​unam trecentis versibus sententiam

一つの警句を、300行もかけて、

135

​tandem peregit meque respectans abit.

ついに語り終え、私を振り返りながら去っていった。

​Spartanus ego sum Chilon, qui nunc prodeo.

私はスパルタのキロン、今、進み出る者である。

​brevitate nota, qua Lacones utimur,

我々ラコニア人が用いる、よく知られた簡潔さをもって、

​commendo nostrum γνῶθι σεαυτόν, nosce te,

我らの「グノーティ・セアウトン」、すなわち「汝自身を知れ」を勧める、

​quod in columna iam tenetur Delphica.

それはすでにデルポイの柱に刻まれている。

140

​labor molestus iste fructi est optimi,3

この骨の折れる努力は、最上の実りをもたらす、

​quid ferre possis, quidve non, dinoscere;

自分が何を耐え忍ぶことができ、何をできないかを見極めること、

​noctu diuque, quae geras, quae gesseris,

夜も昼も、自分が何を行っているか、何を行ってきたかを、

​ad usque puncti tenuis instar quaerere.2

極微の点に至るまで自問すること。

​officia cuncta, pudor, honor, constantia

すべての義務、恥を知る心、名誉、毅然たる態度は、

145

​in hoc, et ulla spreta nobis gloria.

この中にあり、我々にとって世の栄光などは軽んじられる。

​Dixi: valete memores, plausum non moror.

私は語り終えた。心に留めて、お元気で。拍手は期待しない。

​CLEOBULUS ego sum, parvae civis insulae,

私はクレオブロス、小さな島の市民だが、

​magnae sed auctor, qua cluo, sententiae:

私がそれで名高い、大いなる警句の作者である。

ἄριστον μέτρον quem dixisse existimant.

「アリストン・メトロン」を言ったと人々が考えている者である。

150

​interpretare tu, qui orchestrae proximus

オーケストラに最も近く、

​gradibus propinquis in quatuordecim sedes:

近い段にある14列の席に座っている、そこの君、通訳してくれ。

ἄριστον μέτρον an sit optimus modus,

「アリストン・メトロン」とは「最善の度合い」であるかどうか、

​dic! adnuisti? gratiam habeo, persequar

言ってくれ!頷いたかね?感謝する。順を追って進めよう、

​per ordinem, iam dixit ex isto loco

すでにその場所から、

155

​Afer poeta vester ut ne quid nimis,4 1

あなた方のあのアフリカの詩人が「何事も行き過ぎぬように」と言ったのだから。

構文注4 件
  1. 80inderet

    78行目の suasit(勧めた)に繋がる、接続法未完了過去の ut 節(名詞節)を構成します。デルポイの神が「円の中に配置するよう」勧告した内容を示します。

  2. 131sedendo

    動名詞(gerund)の脱格で、痛みの原因(「座っていることによって」)を表しています。隣の spectando も同様に、見続けていることによる目の痛みの原因を示します。

  3. 140fructi est optimi

    fructi は第4変化名詞 fructus の古い属格形であり、est と結合して性質・価値の属格(genitive of quality)を構成します。「最善の果実をもたらす性質のものである」という意味になります。

  4. 155ut ne quid nimis

    副詞としての ut(「〜のように」)が、テレンティウスの喜劇『アンドリア』の有名な台詞 ne quid nimis(何事も行き過ぎぬように)を直接導いています。動詞 dixerit(言った)などが省略されていると解釈できます。

翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(3 件・最終 2026-09-22)
  • 2026-09-22 AI校閲 — 原文 1 件
  • 2026-09-21 AI校閲 — 訳文 2 件
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