- 底本
- Terence. Publii Terentii Comoediae Sex. Parry, Edward St. John, editor. London: Whittaker and Co.; George Bell, 1857.
- 翻訳
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- 言語
- 日本語 · English · 简体中文 · 한국어
- CTS URN
- urn:cts:latinLit:phi0134.phi005.humanitext-lat2:production-67
- 出力
- Humanitext Reader · reader.humanitext.ai · 2026-10-27
テレンティウスの劇『義母』の三度目の再演に際し、老俳優アンビウィウス・トゥルピオーがプロローグとして登場し、観客の妨害による過去の不遇を語りながら静粛な観劇を要請する。続く本編の冒頭では、遊女フィロティスと老娼婦シラが男たちの不実さを非難し、愛人を無慈悲に搾取すべきだと説く。
HECYRA. ACTA LUDIS MEGALENSIBUS, SEX. IUL. CAESARE CN. CORNELIO DOLABELLA AEDILIBUS CURULIBUS. NON EST PERACTA. MODOS FECIT FLACCUS CLAUDII, TIBIIS PARIBUS. TOTA GRAECA APOLLODORU FACTA EST. ACTA PRIMO SINE PROLOGO. DATA SECUNDO CN. OCTAVIO T. MANLIO COSS. RELATA EST L. AEMILII PAULI LUDIS FUNEBRIBUS. NON EST PLACITA. TERTIO RELATA EST Q. FULVIO L. MARCIO AEDILIBUS CURULIBUS. EGIT L. AMBIVIUS TURPIO. PLACUIT.
『義母』。メガレシア祭において上演。セクストゥス・ユリウス・カエサルとグナエウス・コルネリウス・ドラベッラがクルリス按察官の時。最後まで上演されなかった。音楽はクラウディウスの奴隷フラックス、等音の笛による。全体がギリシアの作家アポロドーロスの作に基づく。初回はプロローグなしで上演。二回目はグナエウス・オクタウィウスとティトゥス・マンリウスが執政官の時に提供。ルキウス・アエミリウス・パウルスのお葬式競技会において再演。気に入られなかった。三回目はクィントゥス・フルウィウスとルキウス・マルキウスがクルリス按察官の時に再演。ルキウス・アンビウィウス・トゥルピオーが主演。気に入られた。
Hecyra est huic nomen fabulae: haec cum data
この劇の名は『義母』である。これが新作として提供された時、
Nova est novum intervenit vitium et calamitas,
新たな災難と惨事が割り込み、
Ut neque spectari neque cognosci potuerit.
そのために見ることも理解することもできなかった。
Ita populus studio stupidus in funambulo
人々は綱渡り芸人に夢中で頭が空っぽになり、
Animum occuparat. Nunc haec plane est pro nova;
心をそちらに奪われていた。今やこれは完全に新作の代わりである。
Et is qui scripsit hanc ob eam rem noluit
そして、これを書いた詩人は、それゆえに
Iterum referre ut iterum posset vendere.
再び売ることができるようにと、再演することを望まなかった。
Alias cognostis eius: quaeso hanc nunc noscite.
あなたがたは彼の他の作品を知っておられる。どうか今、これを知っていただきたい。
Orator ad vos venio ornatu prologi:
私はプロローグの衣装をまとって、嘆願者としてあなたがたの前に進み出ている。
Sinite exorator sim, eodem ut iure uti senem
私を説得力ある嘆願者としてほしい。私が老人として、同じ権利を用いることができるように、
Liceat1 quo iure sum usus adolescentior;
私がより若かった頃に用いたのと同じ権利を。
Novas qui exactas feci ut2 inveterascerent,
かつて私は、舞台から追い出された新作を、古典となるまで上演し、
Ne cum poeta scriptura evanesceret.
詩人と共にその作品が消え去ってしまわないようにしたのだ。
In his quas primum Caecili didici novas
私が最初に覚えたカエキリウスの新作の中で、
Partim sum earum exactus, partim vix steti.
私はその一部においては追い出され、一部においてはかろうじて持ちこたえた。
Quia scibam dubiam fortunam esse scenicam,
舞台の運命は不確かなものであると知っていたので、
Spe incerta certum mihi laborem sustuli.
希望は不確実であったが、私は確実な労苦を自らに引き受けた。
Easdem agere coepi ut ab eodem alias discerem
彼から他の新しい作品を熱心に覚えるために、私は同じ作品を上演し始め、
Novas studiose, ne illum ab studio abducerem.
彼を執筆への熱意から遠ざけないようにした。
Perfeci ut spectarentur. Ubi sunt cognitae,
私はそれらが観賞されるように計らった。それらが理解されると、
Placitae sunt. Ita poetam restitui in locum
気に入られた。こうして私は詩人を元の地位に戻したのだ、
Prope iam remotum iniuria adversarium
不当な扱いや敵対者のせいで、創作活動、労苦、
Ab studio atque ab labore atque arte musica.
そして音楽の芸術から、ほとんど遠ざけられかけていた詩人を。
Quod si scripturam sprevissem in praesentia,
だが、もし私がその時、その作品を軽蔑し、
Et in deterrendo voluissem operam sumere,
彼を思いとどまらせることに力を尽くそうと望み、
Ut in otio esset potius quam in negotio,
彼が活動するよりも引退して暮らすようにさせていたなら、
Deterruissem facile ne alias scriberet.
彼が他の作品を書くのを簡単に思いとどまらせていただろう。
Nunc quid petam mea causa aequo animo attendite.
今や、私のために私が何を求めるかを、寛大な心で聴いてほしい。
Hecyram ad vos refero, quam mihi per silentium
私は『義母』をあなたがたに再び届ける。静寂の中で私が
Numquam agere licitum est; ita eam oppressit calamitas.
一度も上演することを許されなかった作品を。それほどまでに惨事がこれを圧倒したのだ。
Eam calamitatem vestra intelligentia
その惨事を、あなたがたの知性が
Sedabit, si erit adiutrix nostrae industriae.
静めてくれるだろう。もし私たちの努力の助け手となってくれるならば。
Quum primum eam agere coepi, pugilum gloria,
私が最初にこれ上演し始めた時、ボクサーたちの評判、
Funambuli eodem accessit expectatio:
そして綱渡り芸人への期待が同じ場所に加わった。
Comitum conventus, strepitus, clamor mulierum
仲間の集まり、騒音、女たちの叫び声が
Fecere ut ante tempus exirem foras.
私を予定の時間より前に舞台から退場させた。
Vetere in nova coepi uti consuetudine,
私は新作において、かつての慣行を用いようとし、
In experiendo ut essem: refero denuo
再挑戦しようとした。私は再びこれを上演する。
Primo actu placeo; quum interea rumor venit
第一幕では私は気に入られていた。だが、その最中に、噂が流れてきた、
Datum iri gladiatores; populus convolat:
剣闘士の試合が提供されるという噂が。人々は殺到し、
Tumultuantur, clamant, pugnant de loco:
騒ぎ、叫び、席を争って争った。
Ego interea meum non potui tutari locum.
その間、私は自分の場所を守ることができなかった。
Nunc turba nulla est: otium et silentium est:
今や、いかなる騒動もない。静寂とゆとりがある。
Agendi tempus mihi datum est: vobis datur
上演する時間が私に与えられている。あなたがたには
Potestas condecorandi ludos scenicos.
舞台劇を引き立てる機会が与えられている。
Nolite sinere per vos artem musicam
あなたがたのせいで、音楽の芸術が
Recidere ad paucos: facite ut vestra auctoritas
少数の者たちの手に落ちてしまうのを許してはならない。あなたがたの権威が
Meae auctoritati fautrix adiutrixque sit.
私の権威を擁護し、助けるものとなるようにせよ。
Sinite impetrare me, qui in tutelam meam
私にその願いを叶えさせてほしい。自分の情熱を私の保護に委ね、
Studium suum et se in vestram commisit fidem,
自分自身をあなたがたの信義に委ねたあの人のために、
Ne eum circumventum inique iniqui irrideant.
不正な者たちが、不当に罠にかけられた彼をあざ笑うことがないように。
Mea causa causam hanc accipite, et date silentium,
私のためにこの訴えを受け入れ、静粛にせよ、
Ut libeat scribere aliis, mihique ut discere
他の人々が喜んで書き、私が今後、
Novas expediat posthac pretio emtas meo.
自費で購入した新作を上演することが有益となるように。
Per pol quam paucos reperias3 meretricibus
おやまあ、遊女たちに対して
Fideles evenire amatores, Syra.
誠実な恋人であり続ける男など、本当にいかにわずかしか見出せないことか、シラ。
Vel hic Pamphilus iurabat quoties Bacchidi,
このパムピルスでさえ、バッキスに対して何度誓ったことか、
Quam sancte ut quivis facile posset credere,
誰でも簡単に信じてしまうほど神聖に、
Nunquam illa viva ducturum uxorem domum.
彼女が生きている間は、妻を家に迎えることは決してないと。
Hem duxit.
それなのに、まあ、彼は結婚してしまったわ。
Ergo propterea te sedulo
だからこそ、私はあんたに熱心に
Et moueo, et hortor, ne cuiusquam misereat,
忠告し、勧めるのだよ。誰をも哀れんではならない、
Quin spolies, mutiles, laceres, quemque nacta sis.
手に入れた相手は誰であれ、身ぐるみ剥ぎ、切り刻み、引き裂くべきなのだと。
Utine eximium neminem habeam?4
例外を一人も作ってはいけないというの?
Neminen;
一人もだ。
Nam nemo illorum quisquam, scito, ad te venit
というのも、知っておきなさい、彼らのうちの誰一人として、あんたのところに来る者は
- 10uti senem / Liceat
不定詞 uti の意味上の主語は対格 senem であり、文全体の主語となる非人称動詞 liceat の補語として機能している。動詞 uti は性質上、奪格(ここでは iure)を支配する。
- 12exactas feci ut
exactas は「(観客の不評によって)舞台から追い出された」を意味する完了分詞で、直前の先行詞 Novas(新作劇)を修飾する。feci ut(〜となるよう計らった)は使役的な結末を表す名詞節を導く。
- 58quam paucos reperias
感嘆副詞 quam(いかに)に導かれ、動詞 reperias は接続法現在二人称単数形をとる。これは不特定の一般人を指す「総称の二人称」(人が見出せる、見出すものだ)として潜在のニュアンスを含んで機能している。
- 66Utine eximium neminem habeam?
従属接続詞 ut に不信や憤慨のニュアンスを添える接語の疑問小辞 -ne が結びつき、接続法現在 habeam を伴う。これは相手の直前の提案に対する強い反発や拒絶を示す「不信・憤慨の独立接続法」の構文である。
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(3 件・最終 2026-09-21)
- 2026-09-21 AI校閲 — 注 1 件
- 2026-09-21 AI校閲 — 原文 2 件
