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義母

§827-880b

誤解の解消とパムピルスとバッキスの和解

バッキスは指輪を巡る真実(パンピルスが妻ピルーメナをかつて襲い、その時の指輪が証拠となったこと)を明かします。パンピルスはパルメノーの知らせによって誤解が解けたことを知り、バッキスに深く感謝し、秘密を守ったまま大団円を迎えます。

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827

​Nescio quid suspicarier;1 magis coepi instare ut dicat.

「バッキス:(独白)私は何かを疑うようになり、話すように彼にますますせがみ始めました。」

​Homo se fatetur vi in via nescio quam compressisse;

「その男は、自分が路上で誰か分からない女性を無理やり犯したと告白し、」

​Dicitque sese illi annulum, dum luctat, detraxisse.

「もがいている間に、その女から指輪を奪い取ったと言いました。」

830

​Eum haec cognovit Myrrhina in digito modo me habente.2

「その指輪を、今しがた私が指にはめているのを、こちらのミュッリナが認めたのです。」

​Rogat unde sit? narro omnia haec: inde est cognitio facta

「彼女はそれがどこから来たのかと尋ね、私はこれらすべてを話しました。そこから確認がなされたのです、」

​Philumenam compressam esse ab eo, et filium inde hunc natum.

「ピルーメナが彼によって犯されたこと、そしてそれによってこの息子が生まれたということが。」

​Haec tot propter me gaudia illi contigisse laetor;

「これらの多くの喜びが私のために彼に訪れたことを、私は嬉しく思います。」

​Etsi hoc meretrices aliae nolunt; neque enim est in rem nostram

「たとえ他の遊女たちがこれを望まないとしても。何しろ、私たちの利益にはなりませんからね、」

835

​Ut quisquam amator nuptiis laetetur: verum ecastor

「愛人の誰かが結婚を喜ぶということは。しかし、キャストルにかけて、」

​Nunquam animum quaesti3 gratia ad malas adducam partes.

「私は儲けのために、自分の心を悪に導くようなことは決してしません。」

​Ego dum illo licitum est usa sum benigno et lepido et comi.

「私は、許されていた間、あの親切で洗練されて愛想の良い男を楽しんでいました。」

​Incommode mihi nuptiis evenit: factum fateor.

「彼の結婚によって私に不都合が生じました。それは事実だと認めます。」

​At pol me fecisse arbitror ne id merito mihi eveniret.

「ですが、ポルックスにかけて、私はその不都合が当然の報いとして私に起こらないように行動したと思っています。」

840

​Multa ex quo fuerint commoda, eius incommoda aequum est ferre.

「多くの利益を与えてくれた人の不利益を耐えるのは、当然のことです。」

​Vide, mi Parmeno, etiam sodes ut mihi haec certa et clara attuleris,4

「パンピルス:見てくれ、わがパルメノー、どうかお願いだから、お前が私にこれを確実で明確なものとして持ってきてくれたのかどうかを、」

​Ne me in breve coniicias tempus gaudio hoc falso frui.

「私を、この偽りの喜びを短い時間だけ享受するような目に遭わせないために。」

​Visum est.​b Certen?​c Certe.​d Deus sum, si hoc ita est.​e Verum reperies.

「パルメノー:見ました。」「パンピルス:本当に?」「パルメノー:確実です。」「パンピルス:もしこれが本当なら、私は神だ。」「パルメノー:真実だとお分かりになりますよ。」

​Manedum sodes: timeo ne aliud credam, atque aliud nunties.

「パンピルス:ちょっと待ってくれ、頼む。私が別のことを信じて、お前が別のことを知らせているのではないかと心配なのだ。」

845

​Maneo.​b Sic te dixisse opinor, invenisse Myrrhinam

「パルメノー:待っています。」「パンピルス:お前はこう言ったと思う。ミュッリナが、」

​Bacchidem annulum suum habere.​b Factum.​c Eum quem olim ei dedi;

「バッキスが自分の指輪を持っているのを見つけたと。」「パルメノー:その通りです。」「パンピルス:かつて私が彼女に与えたあの指輪を。」

​Eaque hoc te mihi nuntiare iussit: itane est factum?​b Ita, inquam.

「そして彼女がお前にこれを私に知らせるように命じたと。そうなのだな?」「パルメノー:そうです、と言っているのです。」

​Quis me est fortunatior, venustatisque adeo plenior?

「パンピルス:私より幸運な者がいるだろうか?また、これほどまでに愛の喜びに満ちている者がいるだろうか?」

​Egone te pro hoc nuntio quid donem? Quid? quid? Nescio.

「私はこの知らせに対して、お前に何を贈ればよいだろうか?何を?何を?分からない。」

850

​At ego scio.​b Quid?​c Nihil enim.

「パルメノー:ですが、私は知っています。」「パンピルス:何を?」「パルメノー:何でもありません。」

​Nam neque in nuntio neque in me ipso tibi boni quid sit scio.

「というのも、その知らせの中にも、私自身の中にも、あなたにとって何が良いことなのか私には分かりませんから。」

​Egon, qui ab Orco mortuum me reducem in lucem feceris,

「パンピルス:冥府から死んだ私を光の中へと連れ戻してくれたお前を、」

​Sinam sine munere a me abire? Ah, nimium me ingratum putas.

「贈り物なしに私のところから去らせるというのか?ああ、お前は私のことをあまりにも恩知らずだと思っている。」

​Sed Bacchidem eccam video stare ante ostium.

「だが、見よ、バッキスが戸口の前に立っているのが見える。」

855

​Me exspectat, credo: adibo.​b Salve, Pamphile.

「私を待っているのだろう。近づこう。」「バッキス:こんにちは、パンピルス。」

​O Bacchis, O mea Bacchis, servatrix mea.

「パンピルス:おおバッキス、おお私のバッキス、私の救い主よ!」

​Bene factum, et volup est.​b Factis ut credam facis;

「バッキス:うまくいって、嬉しいわ。」「パンピルス:君は私に行動によって信じさせてくれる。」

​Antiquamque adeo tuam venustatem obtines,

「そして、君はかつてのあの魅力的な性質をそのまま保っている、」

​Ut voluptati obitus, sermo, adventus tuus, quocunque adveneris,

「君との出会い、会話、そして君の到来は、君がどこに来ようとも、」

860

​Semper siet.​b Ac tu ecastor morem antiquum atque ingenium obtines,

「常に喜びとなるほどに。」「バッキス:そしてあなたも、キャストルにかけて、かつての態度と気質をそのまま保っているわ、」

​Ut unus omnium homo te vivat nusquam quisquam blandior.

「すべての人間の中で、あなたほどお世辞の上手な男はどこにもいないと思えるほどに。」

​Ha! ha! hae! tun mihi istuc?​b Recte amasti, Pamphile, uxorem tuam;

「パンピルス:ははは!君が私にそんなことを言うのか?」「バッキス:パンピルス、あなたは自分の妻を正しく愛したわ。」

​Nam nunquam ante hunc diem meis oculis eam, quod nossem, videram.

「なぜなら、今日より前には、私は彼女を(彼女だと)認識して自分の目で見たことが一度もなかったのだから。」

​Perliberalis visa est.​b Dic verum.​c Ita me Di ament, Pamphile.

「彼女はとても上品に見えたわ。」「パンピルス:本当のことを言ってくれ。」「バッキス:神々が私を愛してくださるように、パンピルス。」

865

​Dic mihi, harum rerum numquid dixti iam patri?​b Nihil.​c Neque opus est

「教えて、これらのことについて、もう父親には何か言ったの?」「パンピルス:いや、何も。」「その必要もない、」

​Adeo muttito: placet non fieri hoc itidem ut in comoediis,

「ささやくことさえ。喜劇でするように、これを同じように行うのは好ましくない、」

​Omnia omnes ubi resciscunt: hic quos par fuerat resciscere

「誰もがすべてを知ってしまうような。ここでは、知るのが当然である人々が」

​Sciunt; quos non autem aequum est scire neque resciscent neque scient.

「知っている。だが、知ることが適当でない人々は、知ることもなければ、知る予定もないのだ。」

​Immo etiam hoc qui occultari facilius credas dabo.

「バッキス:それどころか、これが隠し通されるとあなたがより容易に信じられるように、これを教えましょう。」

870

​Myrrhina ita Phidippo dixit, iuriiurando meo

「ミュッリナはフィディップスに、私の誓いを」

​Se fidem habuisse, et propterea te sibi purgatum.​b Optime est;

「自分が信じた、それゆえにあなたの身の潔白が自分に対して証明された、と話したのよ。」「パンピルス:素晴らしい!」

​Speroque hanc rem esse eventuram nobis ex sententia.

「そして、このことが私たちの望み通りに運ぶことを私は望んでいる。」

​Here, licetne scire ex te hodie quid sit quod feci boni;

「パルメノー:旦那様、今日私がしたどんな良いことがあるのか、あなたから教えていただくことはできますか?」

​Aut quid istuc est quod vos agitis?​b Non licet.​c Tamen suspicor.

「あるいは、お二人が行っているそれは何なのですか?」「パンピルス:だめだ。」「パルメノー:それでも、何となく察しはつきますが。」

875

​Egone hunc ab Orco mortuum? quo pacto?​b Nescis, Parmeno,

「私がこの人を冥府から死んでいたのに(救った)?どうやって?」「パンピルス:パルメノー、お前は分かっていないのだ、」

​Quantum hodie profueris mihi, et me ex quanta aerumna extraxeris.

「今日お前がどれほど私に尽くしてくれたか、そして私をどれほど大きな苦難から救い出してくれたかを。」

​Immo vero scio; neque hoc imprudens feci.​b Ego istuc satis scio.

「パルメノー:いや、実際知っていますよ。そして私はこれを知らずにやったのではありません。」「パンピルス:私はそのことを十分に知っているよ。」

​An temere quicquam Parmenonem praetereat quod facto usus sit?5

「パルメノー:なすべきことで、パルメノーが見過ごすようなことが、うかつにもあるでしょうか?」

​Sequere me intro, Parmeno.​b Sequor. Equidem plus hodie boni

「パンピルス:中へついてきなさい、パルメノー。」「パルメノー:ついていきます。本当に、私は今日、」

880

​Feci imprudens quam sciens ante hunc diem unquam.​b Plaudite.

「今日より前に知って行ったどの善いことよりも、意図せずに多く行いました。」「(全員):拍手をお願いします。」

構文注5 件
  1. 827subspicarier

    異形・古風な受動態/異動態不定詞 suspicari の形態。テレンティウスなどの初期ラテン語戯曲によく見られる。

  2. 830me habente

    奪格独立構造(ablative absolute)。"me habente [eum in digito] modo"「私が今しがたそれ(指輪)を指にはめていたときに」の意。

  3. 836quaesti

    第4変化名詞 quaestus(利益、儲け)の属格の古形(通常の quaestus に代わるもの)。

  4. 841vide... ut mihi haec certa et clara attuleris

    vide ut は、ここでは「確かめてくれ」あるいは「お前が本当に~してくれたかどうかよく見てくれ」の意。attuleris は接続法完了。

  5. 878facto usus sit

    usus est + 奪格(ここでは完了分詞中性奪格 facto)の構文で、「~することが必要である」「~することが有益である」の意。関係節中の接続法 sit を伴う。

翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
  • 日は 2026-05-24 に Gemini 3.5 Flash で再翻訳
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