- 底本
- Platonis Opera, Tomus I: Tetralogia I-II. Burnet, John, 1863-1928, editor. Oxford: Clarendon Press, 1905.
- 翻訳
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- 言語
- 日本語 · English · 简体中文 · 한국어
- CTS URN
- urn:cts:greekLit:tlg0059.tlg004.humanitext-grc2:71
- 出力
- Humanitext Reader · reader.humanitext.ai · 2026-10-28
ソクラテスは、相反するものが互いから生成されるという関係を、大小や強弱などの対比を挙げて一般化する。そして、生と死もまた対立する一対であり、相互に移行する生成の過程が存在することから、死者から生者が生まれ、魂はあの世に存在するはずだと論じる。
ΦΑΙΔ. οὐκοῦν κἂν1 ἔλαττον γίγνηται, ἐκ μείζονος ὄντος πρότερον ὕστερον ἔλαττον γενήσεται; ἔστιν οὕτω, ἔφη. καὶ μὴν ἐξ ἰσχυροτέρου γε τὸ ἀσθενέστερον καὶ ἐκ βραδυτέρου τὸ θᾶττον; πάνυ γε. τί δέ; ἄν τι χεῖρον γίγνηται, οὐκ ἐξ ἀμείνονος, καὶ ἂν δικαιότερον, ἐξ ἀδικωτέρου; πῶς γὰρ οὔ; ἱκανῶς οὖν, ἔφη, ἔχομεν τοῦτο, ὅτι πάντα οὕτω γίγνεται, ἐξ ἐναντίων τὰ ἐναντία πράγματα; πάνυ γε. τί δ’ αὖ; ἔστι τι καὶ τοιόνδε ἐν αὐτοῖς, οἷον μεταξὺ ἀμφοτέρων πάντων τῶν ἐναντίων δυοῖν ὄντοιν2 δύο γενέσεις, ἀπὸ μὲν τοῦ ἑτέρου ἐπὶ τὸ ἕτερον, ἀπὸ δ’ αὖ τοῦ ἑτέρου πάλιν ἐπὶ τὸ ἕτερον· μείζονος μὲν πράγματος καὶ ἐλάττονος μεταξὺ αὔξησις καὶ φθίσις, καὶ καλοῦμεν οὕτω τὸ μὲν αὐξάνεσθαι, τὸ δὲ φθίνειν; ναί, ἔφη. οὐκοῦν καὶ διακρίνεσθαι καὶ συγκρίνεσθαι, καὶ ψύχεσθαι καὶ θερμαίνεσθαι, καὶ πάντα οὕτω, κἂν εἰ μὴ χρώμεθα τοῖς ὀνόμασιν ἐνιαχοῦ, ἀλλ’ ἔργῳ γοῦν πανταχοῦ οὕτως ἔχειν ἀναγκαῖον, γίγνεσθαί τε αὐτὰ ἐξ ἀλλήλων γένεσίν τε εἶναι ἑκατέρου εἰς ἄλληλα; πάνυ μὲν οὖν, ἦ δ᾽ ὅς. τί οὖν; ἔφη, τῷ ζῆν ἐστί τι ἐναντίον, ὥσπερ τῷ ἐγρηγορέναι τὸ καθεύδειν; πάνυ μὲν οὖν, ἔφη. τί; τὸ τεθνάναι, ἔφη. οὐκοῦν ἐξ ἀλλήλων τε γίγνεται ταῦτα, εἴπερ ἐναντία ἐστιν, καὶ αἱ γενέσεις εἰσὶν αὐτοῖν μεταξὺ δύο δυοῖν ὄντοιν; πῶς γὰρ οὔ; τὴν μὲν τοίνυν ἑτέραν συζυγίαν ὧν νυνδὴ ἔλεγον ἐγώ σοι, ἔφη, ἐρῶ, ὁ Σωκράτης, καὶ αὐτὴν καὶ τὰς γενέσεις· σὺ δέ μοι τὴν ἑτέραν. λέγω δὲ τὸ μὲν καθεύδειν, τὸ δὲ ἐγρηγορέναι, καὶ ἐκ τοῦ καθεύδειν τὸ ἐγρηγορέναι γίγνεσθαι καὶ ἐκ τοῦ ἐγρηγορέναι τὸ καθεύδειν, καὶ τὰς γενέσεις αὐτοῖν τὴν μὲν καταδαρθάνειν εἶναι, τὴν δ’ ἀνεγείρεσθαι. ἱκανῶς σοι, ἔφη, ἢ οὔ; πάνυ μὲν οὖν. λέγε δή μοι καὶ σύ, ἔφη, οὕτω περὶ ζωῆς καὶ θανάτου. οὐκ ἐναντίον μὲν φῂς τῷ ζῆν τὸ τεθνάναι εἶναι; ἔγωγε. γίγνεσθαι δὲ ἐξ ἀλλήλων; ναί. ἐξ οὖν τοῦ ζῶντος τί τὸ γιγνόμενον; τὸ τεθνηκός, ἔφη. τί δέ, ἦ δ’ ὅς, ἐκ τοῦ τεθνεῶτος; ἀναγκαῖον, ἔφη, ὁμολογεῖν ὅτι τὸ ζῶν. ἐκ τῶν τεθνεώτων ἄρα, ὦ Κέβης, τὰ ζῶντά τε καὶ οἱ ζῶντες γίγνονται; φαίνεται, ἔφη. εἰσὶν ἄρα, ἔφη, αἱ ψυχαὶ ἡμῶν ἐν Ἅιδου. ἔοικεν. οὐκοῦν καὶ τοῖν γενεσέοιν τοῖν περὶ ταῦτα3 ἥ γ’ ἑτέρα σαφὴς οὖσα τυγχάνει; τὸ γὰρ ἀποθνῄσκειν σαφὲς δήπου, ἢ οὔ; πάνυ μὲν οὖν, ἔφη. πῶς οὖν, ἦ δ’ ὅς, ποιήσομεν; οὐκ ἀνταποδώσομεν τὴν ἐναντίαν γένεσιν, ἀλλὰ ταύτῃ χωλὴ ἔσται ἡ φύσις; ἢ ἀνάγκη ἀποδοῦναι τῷ ἀποθνῄσκειν ἐναντίαν τινὰ γένεσιν; πάντως που, ἔφη. τίνα ταύτην; τὸ ἀναβιώσκεσθαι.
「それなら、もしより小さくなるとしても、以前はより大きかったものから、その後により小さくなるのではないかね?」 「その通りです」と彼は言った。 「そして確かに、より強いものからより弱いものが、より遅いものからより速いものが生まれるね?」 「全くその通りです。」 「では、これはどうだ?もし何かがより悪くなるなら、より良いものから、そしてより正しくなるなら、より不正なものからではないかね?」 「どうしてそうでなくておられましょう。」 「それなら、」と彼は言った、「私たちは次のことを十分に得ただろうか、すなわち、すべてのものはこのようにして、対立するものから対立する事物が生まれるのだということを?」 「全くその通りです。」 「では、さらに、それらにおいて次のようなこともあるだろうか。すなわち、すべての対立する二つのものの間に、二つの生成の過程があり、一方から他方へ、また逆に他方から再び一方へと向かうということが。例えば、大きい事物と小さい事物の間には増大と減少があり、私たちはこのように、一方は増大する、他方は減少すると呼ぶのではないかね?」 「はい」と彼は言った。 「それなら、分離することと結合すること、冷えることと熱くなることも同様であり、すべてにおいてこのように、たとえある場所で私たちがそれらの名称を用いないとしても、実際にはあらゆる場所でそのようにあることが必然であり、それらは互いから生まれ、それぞれが他方への生成を持つのではないかね?」 「全くその通りです」と彼は言った。 「では何か?」と彼は言った。「生きていることに何か反対のものがあるだろうか。例えば眠っていることに対する目覚めていることのように。」 「全くその通りです」と彼は言った。 「それは何か?」 「死んでいることです」と彼は言った。 「それなら、もしこれらが反対のものであるなら、これらは互いから生じるのであり、それら二つの間には二つの生成の過程があるのではないかね?」 「どうしてそうではないでしょう。」 「それなら、今私が言ったもののうち、一方のペアと、その生成の過程について私が君に語ろう、とソクラテスは言った。そして君は私にもう一方を語ってくれ。私は、一方は眠ること、他方は目覚めていることと言い、眠ることから目覚めることが生まれ、目覚めていることから眠ることが生まれると言う。そして、それらの二つの生成の過程のうち、一方は眠りにつくことであり、他方は目覚めることである。これで君には十分かね、それとも不十分かね?」 「全く十分です。」 「では、君も私に、生と死についてそのように語ってくれ。君は生きていることに対して、死んでいることが反対であると言わないかね?」 「言います。」 「そして、それらは互いから生まれると?」 「はい。」 「それなら、生きているものから生まれるものは何か?」 「死んでいるものです」と彼は言った。 「では、」と彼は言った、「死んでいるものから生まれるものは何か?」 「生きているもの、と認めざるを得ません」と彼は言った。 「ケベスよ、それなら、死者から生きているもの、そして生者が生まれるのだね?」 「そのように見えます」と彼は言った。 「それなら、私たちの魂はあの世に存在するのだね」と彼は言った。 「そのようです。」 「それなら、これらに関する二つの生成の過程のうち、少なくとも一方は明らかであるのではないかね?死ぬということは、間違いなく明らかだろう?それとも違うかね?」 「全くその通りです」と彼は言った。 「それなら、」と彼は言った、「私たちはどうするつもりかね?その反対の生成を対応させないのだろうか、それとも自然はこの点において片輪なのだろうか。それとも、死ぬことに対して何か反対の生成を割り当てることが必然なのだろうか。」 「どうしてもそうですね」と彼は言った。 「それは何かな?」 「生き返ることです。」
- 71κἂν
κἄν は καὶ ἐάν(たとえ〜であっても、あるいは、もし〜なら)の縮約形。前文の条件節(ἐξ ἐλάττονος ὄντος...)と並行関係にあり、条件文の帰結節として直説法未来形の γενήσεται が呼応している。
- 71aδυοῖν ὄντοιν
存在動詞 εἰμί の現在分詞の両数(dual)属格形。前置詞 μεταξύ が支配する属格名詞句 ἀμφοτέρων πάντων τῶν ἐναντίων に同格的に添えられており、「二つ存在するすべての相反するものの間に」という意味をなす。属格独立構文(genitive absolute)ではない。
- 71eτοῖν γενεσέοιν τοῖν περὶ ταῦτα
第三変化女性名詞 γένεσις の両数属格形 γενεσέοιν と、それに呼応する女性両数属格の冠詞 τοῖν。古典アッティカ方言においては、女性の両数名詞に対しても冠詞や形容詞は男性両数形(τοῖν)が共有されることが一般的である。
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(1 件・最終 2026-09-21)
- 2026-09-21 AI校閲 — 訳文 1 件
