リュシアス · Lysias
第二十八弁論 エルゴクレス告発
Against Ergocles
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
底本
Lysias. Lamb, W.R.M., editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1930.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg0540.tlg028.perseus-grc2
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翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 日本語訳 3 件を修正
反映した修正(日本語訳と原文):AI校閲 3 件
最終更新:2026-10-10・変更履歴の一覧
要旨
本作は、古代アテナイの将軍スラシュブロスの部下であったエルゴクレス(Ergocles)の汚職と裏切りを糾弾し、アテナイの市民法廷で厳罰を求める法廷弁論です。演説者はまず、エルゴクレスが遠征中に公金を横領し、同盟国から不当な搾取を行った具体的な罪状を厳しく告発します。後半にかけては、被告がかつて三十人政権に対抗した民主派としての功績を盾に、無罪や減刑を勝ち取ろうとすることを強く牽制します。弁論者は、過去の功績が現在の国家反逆や汚職の免罪符にはならないと主張し、陪審員たちに対して同情を排するよう訴えます。最終的に、この裁判での厳格な判決が他の公職者に対する強い警告となるべきであることを説き、被告への極刑を求めて演説を締めくくります。
