新約聖書 · New Testament
テサロニケの信徒への手紙二
2 Thessalonians
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底本
The New Testament in the original Greek. Westcott, Brooke Foss; Hort, Fenton John Anthony, editors. New York: Harper and Brothers, 1882-1892.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、使徒パウロがテサロニケの教会に向けて執筆した、終末論と日々の信仰生活のあり方をめぐる手紙です。まずパウロは、激しい迫害の中でも信仰と忍耐を保ち続ける信徒たちを称え、キリストの再臨の際にもたらされる神の公正な審判について語り励まします。続いて、キリストの再臨である「主の日」がすでに到来したという誤情報から生じた教会の混乱を正すべく、その前に起こるべき背教や「不法の者」の出現といった終末の兆候を論じます。最後に、終末を待ち望むあまりに自活を放棄し、無秩序な生活を送る者たちを強く戒め、静かに働いて自分の糧を得るよう具体的に指導します。こうして本書は、再臨への正しい理解のもとで、日常の秩序と伝統を堅守して生きることの大切さを説いています。
目次
3 チャンク
引用方式:chapter.verse
- §1.1-1.12
迫害下の忍耐の称賛とキリスト再臨の審判
パウロはテサロニケの教会に挨拶を送り、彼らの迫害の中での忍耐を称え、神の公正な審判とキリストの再臨による報い、そして主の名が栄光を受けるための祈りについて述べている。
- §2.1-2.17
不法の者の出現と信仰の継承への勧告
パウロは、主の日の来臨をめぐる混乱を諌め、その前に背教と不法の者の出現、およびそれを一時的に抑制する力があることを説明します。また、信徒への感謝を述べ、伝統を固く守るよう励まします。
- §3.1-3.18
祈りの要請と怠惰な生活への警告
著者は読者に対して、福音の伝播と自分たちの安全のために祈るよう求め、主の真実さを強調する。そして、怠惰で無秩序な生活を送る者たちを戒め、自活することの重要性と、従わない者への適切な対処について指示を与える。
