デモステネス · Demosthenes
第二十六弁論 アリストゲイトン弾劾 第二演説
Against Aristogeiton II
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底本
Demosthenes. Orationes, Vol. II, Part 1. Butcher, S. H., editor. Oxford: Clarendon Press, 1907.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、国庫への債務と市民権剥奪(アティミア atimia)の状態にありながら民会で不当に発言を続けるアリストゲイトンを弾劾する法廷弁論です。発言資格を欠く違法者を処罰することは、アテナイ国家全体の秩序と法の支配を維持するために不可欠であると論じられます。弁論はまず、被告の違法行為と、彼を罰すべき歴史的先例を提示します。中盤では、被告がかつて他の政治家を告訴した際の自己矛盾を暴き、その政治活動が国家にとって有害無益であることを実証します。最後に、宇宙の秩序とも結びついた法律の神聖さを強調し、陪審員に対してアリストゲイトンを有罪にするよう強く求めて締めくくられます。
目次
3 チャンク
引用方式:section
- §1-9
債務者アリストゲイトンの演説禁止と法の遵守
起訴者は、アリストゲイトンが国庫への債務と市民権剥奪の状態にあるため民会での発言資格を欠いていることを指摘し、彼のような違法者を公職者や政治家と同様に罰することが、国家全体の秩序を維持するために不可欠であることを、歴史上の先例を用いて論じています。
- §10-19
イペレイデス訴追に見る矛盾と政治的有害性
アリストゲイトンがかつてイペレイデスの非常救国法案を違法として告訴した過去の出来事を挙げ、彼の自己矛盾を指摘するとともに、彼の政治活動が国家にとって百害あって一利なしであることを論じます。
- §20-27
国制の維持と法を守るための有罪判決の要求
アリストゲイトンがかつて民衆を欺いた前科を挙げ、法律を守り邪悪な者を罰することが国家の維持に不可欠であると論じ、宇宙の秩序を司る法律を擁護して被告を有罪にするよう陪審員に求める。
