Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §5.2.26.pr

遺言無効時の条件付解放奴隷に対する価額回収

990 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

遺言が無効と宣告される前に、相続人指定の条件として奴隷を解放してしまった者に対し、解放された奴隷からその価額を回収することを認める救済措置を提示している。

[IDEM libro octauo disputationum.
[同じ著者の『論議書第8巻』より。
] §5.2.26.prSi sub hac condicione fuerit heres institutus 'si Stichum manumiserit' et manumisisset, et posteaquam manumisit inofficiosum uel iniustum testamentum pronuntietur: aequum est huic quoque succurri, ut serui pretium a manumisso accipiat, ne frustra seruum perdat.
] もし「スティクスを解放するならば」という条件のもとで相続人に指定されており、かつ彼が解放していたが、解放した後に、遺言が義務違反であるか、あるいは不当であると宣告されるならば、この者に対しても、無駄に奴隷を失うことがないように、解放された者から奴隷の価額を受け取るという救済が与えられるのが公平である。

語釈・文法注

  1. §5.2.26.prmanumisisset — 条件節内の接続法過去完了形。相続人指定の条件(Stichusの解放)がすでに成就したという過去の事実上の仮定を表している。一方、続く主節の判定 `pronuntietur` は現在接続法で表されている。
  2. §5.2.26.prsuccurri — 与格支配の自動詞 `succurrere`(救済する)の受動態不定詞。非人称的に用いられており、救済されるべき対象は与格 `huic` で表されている。対格不定詞構文に準じて `aequum est` の主語的な節を形成する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §5.2.26.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:5.2.26.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。