Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §4.3.8.pr

資力についての虚偽の確言と詐欺訴え

669 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

債務者の資力が低下していることを知りつつ、自己の利益のために資力があると虚偽の確言をして相手を欺いた場合、詐欺訴えが認められるべきであることを説明する。

[GAIUS libro quarto ad edictum prouinciale. ] §4.3.8.prQuod si cum scires eum facultatibus labi, tui lucri gratia adfirmasti mihi idoneum esse, merito aduersus te, cum mei decipiendi gratia alium falso laudasti, de dolo iudicium dandum est.
[GAIUS libro quarto ad edictum prouinciale.] しかし、もしあなたが、彼の財産が傾きかけていることを知っていながら、あなた自身の利益のために、彼には資力があると私に確言したのであれば、当然にもあなたに対して、私を欺くために他人を偽って称賛したのであるから、詐欺に関する訴えが与えられるべきである。

語釈・文法注

  1. 4.3.8.prQuod si cum scires — Quod si は「しかし、もし〜なら」を意味し、前文との接続を示す。cum scires は接続法未完了過去を伴い、ここでは譲歩(〜であるにもかかわらず)または時の状況を表す。
  2. 4.3.8.preum facultatibus labi — 動詞 scires の目的語となる対格不定詞構文(ACI)。eum が意味上の主語、labi(滑り落ちる、衰退する)が不定詞。facultatibus は「資産・財産において」を表す観点の奪格。
  3. 4.3.8.prcum... laudasti — 直説法完了 laudasti(laudauisti の縮約形)を伴う cum 節。接続法ではなく直説法をとることで、単なる状況や譲歩ではなく、「実際に〜したのであるから」という客観的な原因や事実の提示として機能している。
  4. 4.3.8.prmei decipiendi gratia — 動名詞的形容詞(動名詞)構文。属格の mei(私を)に一致する decipiendi(欺くことの)が前置詞的に用いられる gratia(〜のために、の恩恵によって)と結合して、目的(私を欺くために)を表している。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §4.3.8.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:4.3.8.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。