Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §30.1.115.pr

懇請や信頼の文言による信託遺贈の成立

4713 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

信託遺贈が、「望む」や「信じる」といった懇請・信頼を表す非公式な表現によっても有効に成立することを示す。

[ULPIANUS libro secundo institutionum. ] §30.1.115.prEtiam hoc modo: 'cupio des' 'opto des' 'credo te daturum' fideicommissum est.
[ウルピアーヌス著『法学提要』第2巻] また、次のような方法、すなわち「与えてほしいと望む」、「与えることを希望する」、「あなたが与えてくれると信じる」という表現によっても、信託遺贈となる。

語釈・文法注

  1. §30.1.115.prcupio des — cupio ut des の接続詞 ut が省略された形。遺言による遺贈(legatum)に求められる厳格な命令文言とは異なり、信託遺贈(fideicommissum)においては、このような接続法を用いた懇請や希望の表現が有効であるとされた。
  2. §30.1.115.prcredo te daturum — 対格と不定詞(A.C.I.)の構文であり、未来不定詞 daturum esse の助動詞 esse が省略されている。遺言者の主観的な信頼を示す表現も信託遺贈を形成しうることを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §30.1.115.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:30.1.115.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。