Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §1.9.9.pr

父の除名と元老院議員の娘の婚姻の無効

168 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パピニアヌスは、解放奴隷と結婚した元老院議員の娘について、父親が後に元老院から除名されても子供の既得の地位は失われないため、その不法な結婚が合法化することはないと論じる。

[PAPINIANUS libro quarto responsorum. ] §1.9.9.prFiliam senatoris nuptias liberti secutam patris casus non facit uxorem: nam quaesita dignitas liberis propter casum patris remoti a senatu auferenda non est.
[パピニアヌス、解答録第4巻] 解放奴隷と結婚した元老院議員の娘を、父親の没落が(解放奴隷の)妻にすることはない。 なぜなら、元老院から除名された父親の没落を理由に、すでに獲得された地位が子供たちから奪われるべきではないからである。

語釈・文法注

  1. 1.9.9.prnuptias liberti secutam — 形式的には「解放奴隷との結婚に追随した」という意味であるが、実質的には「解放奴隷と結婚した」ことを表す。完了能動分詞 `secutam`(デポネント動詞 `sequor`)が `filiam` を修飾している。
  2. 1.9.9.prnon facit uxorem — 動詞 `facit` は、目的語 `filiam` と目的格補語 `uxorem` を伴う二重対格構文を形成し、「(合法的な)妻にすることはない」の意。元老院議員の娘と解放奴隷の婚姻は法的に無効であり、父親の地位喪失(casus)によってその無効が遡及的・現状的に有効化することはないことを示す。
  3. 1.9.9.prliberis... auferenda non est — 与格 `liberis` は、動形容詞 `auferenda` とともに用いられているが、行為者の与格(dative of agent)ではなく、奪取を表す動詞 `auferre` に伴う「分離の与格(dative of separation)」である。「子供たちから奪われるべきではない」と解する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §1.9.9.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:1.9.9.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。