Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §1.21.3.pr

委任管轄権の行使と委任者の代理関係

231 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

他人の管轄権を委任されて執行する者は、たとえ自らが法務官であっても、自身の命令権ではなく委任者の代理として行動していることを説明する。

[IULIANUS libro quinto digestorum.
[ユリアヌス著『学説彙纂』第五巻。
] §1.21.3.prEt si praetor sit is, qui alienam iurisdictionem exsequitur, non tamen pro suo imperio agit, sed pro eo cuius mandatu ius dicit, quotiens partibus eius fungitur.
] そして、他人の管轄権を行使する者がたとえ法務官であるとしても、その者の任務を果たすときにはいつでも、彼は自らの命令権に基づいて行動しているのではなく、むしろ、その委任によって自分が法を告げている相手の代理として行動しているのである。

語釈・文法注

  1. §1.21.3.prsit — 接続法現在形で、前意の接続詞 si とともに「たとえ〜だとしても」という譲歩の仮定を表している。法務官という本来高い命令権(imperium)を持つ官職であっても、委任された管轄権を行使する場面においては例外ではないことを強調している。
  2. §1.21.3.prpro eo — 前半の pro suo imperio(自らの命令権に基づいて)の pro が「〜に従って、〜に基づいて」を意味するのに対し、この pro eo の pro は「〜の代理として、〜のために」を意味する。eo は関係代名詞 cuius の先行詞である。
  3. §1.21.3.prpartibus — 「果たす、従事する」を意味するデポネンス動詞 fungitur の目的語として奪格(partibus)が用いられている。複数形 partes はここでは「役割、職務、任務」を意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §1.21.3.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:1.21.3.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。