Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §8.24.1

入浴の不潔さと人生のあらゆる事物の本質

295 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

入浴に伴う嫌悪すべき諸要素を例に挙げ、人生のあらゆる局面や眼前の事物もそれと同様に本質的には虚しいものであると指摘する。

§8.24.1Ὁποῖόν σοι φαίνεται τὸ λούεσθαι·
入浴することがあなたにとってどのようなものに見えるか。
ἔλαιον, ἱδρώς, ῥύπος, ὕδωρ γλοιῶδες, πάντα σικχαντά·
油、汗、垢、ぬるぬるした水、すべてが嫌悪すべきものだ。
τοιοῦτον πᾶν μέρος τοῦ βίου καὶ πᾶν ὑποκείμενον.
人生のあらゆる部分、そして眼前のあらゆる対象も、これと同様なのである。

語釈・文法注

  1. 8.24.1Ὁποῖόν σοι φαίνεται τὸ λούεσθαι — 関係代名詞 ὁποῖος(どのような性質の)に導かれる節が、感嘆的あるいは問いかける形で文頭に提示されている。与格の σοι は判断・評価の主体を示す(判断の与格)。
  2. 8.24.1ὑποκείμενον — 動詞 ὑπόκειμαι(下に横たわる、前提となる)の現在分詞中性単数形の実名詞用法。ここでは「我々の主観の前に置かれている客観的な対象や状況」を指す哲学的な表現。文脈上、人生の各局面(πᾶν μέρος τοῦ βίου)と並列され、我々が日々直面する外界の事象全般を指している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §8.24.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:8.24.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。