リバニオス · Libanius
第7弁論 不正な富は、貧乏よりも不幸である
Oration 7 That Unjust Wealth is More Wretched than Poverty
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
底本
Libanius. Libanii Opera, Volume 1, Fasc 2: Orationes VI-XI. Foerster, Richard, editor. Leipzig: Teubner, 1903.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg2200.tlg00407.opp-grc1
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 原文 2 件を修正
反映した修正(日本語訳と原文):AI校閲 2 件
最終更新:2026-09-21・変更履歴の一覧
要旨
本作は、貧困よりも不当な富のほうが人間にとってより悲惨な境遇であることを主張する演説である。語り手は、一般的に同情の対象となる貧者の哀れな境遇を嘆く人々に語りかける。しかし、真に同情に値し悲惨な状況にあるのは、不当な方法で財を蓄えた富者たちであると語り手は論を展開する。議論の中では、不当な富の獲得がいかに現世での告発や評判の失墜といった社会的罰をもたらすかが指摘される。さらに話は現世の苦痛にとどまらず、彼らが死後に来世で受けることになる容赦ない懲罰にまで及ぶ。最終的に、一時的な不当な富がいかに空しく永遠の苦しみをもたらすかを説き、道徳的な生の大切さを聴衆に問いかける。
