底本
Appianus. Appiani Historia romana, Volume 1. Mendelssohn, Ludwig, editor. Leipzig: Teubner, 1879.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg0551.tlg003.perseus-grc2
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翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 日本語訳 2 件・原文 1 件を修正
AI校閲 2026-10-18:検出 Gemini 4 Argon/判定 Claude Opus 5.5 — 日本語訳の修正なし
反映した修正(日本語訳と原文):底本との照合 10 件・AI校閲 3 件
最終更新:2026-10-10・変更履歴の一覧
要旨
本作は、共和政初期のローマにおける外敵との戦争や国内の政治的混乱、そして歴史的指導者たちの浮沈を描いた歴史叙述の断片群です。前半は、ローマから追放され、復讐心から敵国ウォルスキ族を率いて祖国を包囲した英雄マルキウス(コリオラヌス)の物語に焦点を当てます。彼は和睦の使節を拒み続けますが、母親を筆頭とするローマの女性たちの必死の嘆願に心を動かされて撤退を決断し、後に暗殺されます。後半では、エトルリアの都市ウエイイを攻略しながらも罰金刑に処されたカミルスや、カピトリウムを死守したのちに大衆を煽動して失脚したマルクス・マニウスなど、ローマを救った指導者たちが辿る過酷な運命が描き出されます。国家の危機における英雄たちの忠誠、裏切り、そして民衆との葛藤が、一連の挿話を通じて浮き彫りにされます。
目次
3 チャンク
引用方式:fragment
- §I-IV
コリオラヌスの追放とウォルスキ族への亡命
ウォルスキ族がローマとの戦いを継続する中、執政官選挙で落選しローマから追放されたマルキウス(コリオラヌス)が、復讐心から敵国ウォルスキ族に身を寄せる。
- §V
母の嘆願によるマルキウスの包囲解除と死
マルキウスはウォルスキ軍を率いてローマを包囲し、元老院の使節を拒絶し続けるが、母ウェトゥリアらローマの女性たちの悲痛な嘆願に心を動かされて撤退を決め、後に嫉妬により殺害される。
- §Vb-IX
カミルスの戦利品問題とマニウスの民衆煽動
マルキウスの沈黙、ある大敗北と不吉な日、未熟な将軍への抗議、そしてカミルスのウエイイ攻略後の出来事と罰金刑、さらにカピトリウムを守ったマルクス・マニウスの負債免除と大衆煽動について語られる。
