カッリマコス · Callimachus
アルテミス讃歌
Hymn to Artemis
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
底本
Callimachus and Lycophron; Aratus. Mair, A. W., editor. London: William Heinemann; New York: G. P. Putnam's Sons, 1921.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg0533.tlg017.perseus-grc3
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翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 日本語訳 2 件・原文 2 件を修正
反映した修正(日本語訳と原文):AI校閲 4 件
最終更新:2026-09-21・変更履歴の一覧
要旨
本作は、狩猟と貞潔の女神アルテミスの神話的エピソードを通じて、その神聖な力と栄光を讃える賛歌です。物語は、幼いアルテミスが父ゼウスの膝の上で、永遠の処女性や猟犬、弓矢などの様々な特権をねだり、ゼウスがそれを寛大に聞き入れる微笑ましい場面から始まります。続いて、彼女がキュクロプスたちを訪ねて武器を作り、パンから猟犬を譲り受け、自らの戦車を仕立てていく成長の過程がユーモラスかつ活き活きと描かれます。さらに、オリンポスでのヘラクレスとの滑稽なやり取りや、彼女が好んだニュンペーたちの逸話、エフェソス神殿の起源が語られます。最後は、女神の怒りを買った不敬な者たちの末路を描くことで人々に畏敬を促し、女神への崇高な賛辞をもって締めくくられます。
目次
4 チャンク
引用方式:line
- §1-68
アルテミスの願いとキュクロプス訪問
アルテミスの幼き日の父ゼウスへの願いと、それに応えるゼウスの寛大なる約束、そして彼女の狩りの伴侶となるニンフの選定とキュクロプスたちとの遭遇を描く。
- §69-133
キュクロプスへの矢の依頼と猟犬・雌鹿の獲得
本箇所では、幼少期のアルテミスがキュクロプスたちと渡り合い、パンから猟犬たちを譲り受ける様子が語られる。さらに、彼女が金角の雌鹿たちを捕らえて戦車を仕立て、その弓矢を用いて不義の都市には災いを、義なる人々には恩恵をもたらす様が描かれる。
- §134-196
オリュンポスのアルテミスと愛されたニュンペーたち
詩人はアルテミスを讃える歌を誓い、オリンポスでの歓迎や、飽くなき食欲を持つヘラクレスとのユーモラスなやり取りを描写する。さらに、彼女がお気に入りの土地や、ミノス王から逃れるために海へ身を投げたブリトマルティスなどの好んだニュンペーたちについて語る。
- §197-268
アルテミスの聖所とエフェソス神殿の起源
アルテミスの様々な異名やゆかりのある地、アマゾンたちの踊りやエフェソスの神殿の起源、そして彼女の神聖さを侵した者たちの末路を歌い、最後に不敬の戒めと女神への賛辞を述べる。
