七十人訳聖書 · Septuagint
エレミヤの手紙
Letter of Jeremiah
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
底本
Septuaginta. The Old Testament in Greek According to the Septuagint. Volume 3: Hosea-4 Maccabees, Psalms of Solomon, Enoch, The Odes. Swete, Henry Barclay, editor. Cambridge: Cambridge University Press, 1905
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg0527.tlg052.1st1K-grc1
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 原文 12 件を修正
反映した修正(日本語訳と原文):AI校閲 12 件
最終更新:2026-09-22・変更履歴の一覧
要旨
本作は、バビロンへの捕囚を控えたユダヤ人たちに向けて、預言者が送った手紙の形式をとる宗教的・神学的な作品です。主題は、異教の地バビロンで崇拝されている金、銀、木で作られた偶像がいかに無力で虚しいものであるかを論証し、それらを恐れないよう警告することにあります。前半では、偶像が人間の手によって作られ、手入れや修復を必要とし、自ら動くこともできない人工物にすぎないことが克明に描写されます。中盤では、神殿の供え物が神官たちに横領される様子や、異教の不合理な儀礼の欺瞞が暴露され、それらを神と呼ぶことの愚かさが多角的に論じられます。後半では、太陽や星、風や雨といった自然現象が神に従順であることと偶像の無力さが対比され、偶像がいかに役に立たないかが説かれます。最終的に、義なる人々はこのような虚しい偶像を避け、恐れてはならないという確固たる教訓をもって締めくくられます。
目次
3 チャンク
引用方式:verse
- §1-24
バビロンの偶像の無力さと捕囚民への警告
預言者はバビロンへ捕囚となるユダヤ人たちに対し、バビロンの金銀木製の偶像がいかに無力で虚しい人工物にすぎないかを、その手入れや破損の様子を通じて克明に描き出し、それらを恐れてはならないと警告する。
- §25-49
偶像の物理的な無力さと神官の欺瞞
偶像が自力で動けず、供え物を神官たちに横領される様子を描き、それらが無力な存在であることを示す。また、カルデア人や神殿の儀礼における欺瞞を暴露し、偶像を神と呼ぶべきではない理由を多角的に論じる。
- §50-72
自然現象との対比による偶像の無用性
木や金銀で作られた偶像の無力さと、自然現象(太陽、月、星、風、雨など)の神への従順さを対比し、偶像がいかに役に立たないかを論じ、義人が偶像を避けるべきであることを説く。
