底本
The New Testament in the original Greek. Westcott, Brooke Foss; Hort, Fenton John Anthony, editors. New York: Harper and Brothers, 1882-1892.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg0031.tlg021.perseus-grc2
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 日本語訳 3 件・原文 1 件を修正
反映した修正(日本語訳と原文):AI校閲 4 件
最終更新:2026-10-10・変更履歴の一覧
要旨
本書は、キリストの使徒ペトロから、試練の中にある小アジアの信徒たちに向けて送られた、励ましと勧告に満ちた書簡です。著者は、迫害や苦難に直面している信徒たちに対し、神の慈しみとキリストの復活による永遠の救いの希望を説き、試練を耐え抜いて聖なる生き方を保つよう強く促します。信徒は「生ける石(ラテン語: lapis vivus)」たるキリストの上に築かれた聖なる祭司と位置づけられ、世の支配者や主人に従い、キリストの受難を手本として不当な苦しみをも耐え忍ぶべきことが説かれます。さらに、夫婦間のあり方や、信者同士が深く愛し合い、謙遜に仕え合うといった具体的な倫理的歩みが示されます。結びには、長老たちへの牧会の勧めや、試練を喜びつつ善を行い続ける励ましが記され、信仰を堅く守るよう促す挨拶をもって手紙が締めくくられます。
目次
5 チャンク
引用方式:chapter.verse
- §1.1-1.25
救いの生ける希望と聖なる生き方の勧め
ペトロが小アジアの信徒たちに向けて、神の慈しみとキリストの復活による永遠の救いへの希望を説き、試練に耐えて聖なる生き方を保ち、互いに深く愛し合うよう勧める。
- §2.1-2.25
生ける石であるキリストと従順の模範
著者(ペトロ)は、信徒がキリストを「生ける石」としてその上に霊的な家を築き、聖なる祭司としてふさわしく生きるよう促す。また、この世の支配者や主人に従い、不当な苦しみに対してもキリストの受難を手本として耐え忍ぶべきことを説く。
- §3.1-3.22
夫婦の務めと義のための苦難およびバプテスマ
夫婦間の義務(妻の従属と夫の妻への配慮)を説いた後、全信者に対して悪に対抗せず祝福を返すよう勧め、義のための苦難におけるキリストの手本を挙げてバプテスマの救いの意味を説明する。
- §4.1-4.19
神の御心に従う生き方とキリスト者としての苦難
著者はキリストの受苦に倣って罪を避けて異邦人の悪行から遠ざかり、互いに愛し合い仕え合うよう勧めます。また、キリストの名のために受ける試練を喜び、神の御心に従って善を行い続けるよう励まします。
- §5.1-5.14
長老たちへの勧めと信仰の警醒および結びの挨拶
長老たちに対して神の群れを誠実に牧することを勧め、若者や教会員に謙遜と警醒、信仰の堅守を促した後、シルワノやマルコらの挨拶をもって手紙を結ぶ。
