ホメロス風讃歌 · Homeric Hymns
第5歌 アフロディテ讃歌
Homeric Hymn 5 to Aphrodite
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
底本
Anonymous. Hesiod, The Homeric Hymns and Homerica. Evelyn-White, Hugh G., editor. London: William Heinmann; New York: The Macmillan Co., 1914.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg0013.tlg005.perseus-grc2
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翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 日本語訳 5 件を修正
反映した修正(日本語訳と原文):AI校閲 5 件
最終更新:2026-10-10・変更履歴の一覧
要旨
本作は、愛と美の女神アプロディテが人間の英雄アンキセスと交わり、のちの英雄アイネイアスを身籠るまでの経緯を描いた叙事詩的な讃歌です。万物を魅了する強大な愛の力を持つアプロディテですが、ゼウスの計らいにより、彼女自身が人間の男に恋い焦がれることになります。彼女は人間の乙女を装ってイデ山のアンキセスの前に現れ、自らの正体を偽って彼と結ばれます。翌朝、女神が真の姿を現すとアンキセスは神威に怯えますが、彼女は彼を慰め、二人の間に生まれる息子の栄光ある未来を予言します。最後に女神は、人間の老いと死の運命を語り、この交わりを他言しないよう警告して天へ帰っていきます。
目次
4 チャンク
引用方式:line
- §1-77
アプロディテの権能とアンキセスへの恋情
アプロディテの強大な権能と、それに屈服しない三柱の処女神(アテナ、アルテミス、ヘスティア)を紹介したのち、ゼウスの計らいによりアプロディテ自身が人間の英雄アンキセスへの激しい愛を抱き、彼を求めてイデ山へと赴くまでの経緯を描く。
- §78-148
乙女に扮したアプロディテとアンキセスの対面
アンキセスの前にアプロディテが人間の未婚の乙女の姿で現れ、彼を惑わせる。アンキセスは彼女を女神とみなして崇めようとするが、彼女は自らをフリュギアの王女と偽り、エルメスに連れてこられたのだと語って求婚し、アンキセスもまたそれを受け入れる。
- §149-220
アプロディテとアンキセスの契りとアイネイアスの予言
アンキセスはハデスの館に下ることも厭わずアプロディテとの交わりを求め、二人は結ばれる。目覚めたアンキセスは正体を現した女神に畏怖するが、アプロディテは彼を慰め、二人の子アイネイアスや神に愛された一族の運命を語る。
- §221-293
ティトノスの悲劇とアプロディテの警告
アプロディテは、ティトノスの悲劇を通じて老いなき不死の不可能性を語り、息子の誕生を告げ、彼を育てるニンフたちについて説明する。そして、自らとの交わりを秘匿するよう強く警告して天へ去り、讃歌を締めくくる。
