コルネリウス・ネポス · Cornelius Nepos
カブリアス伝
Chabrias
ラテン語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
底本
Cornelius Nepos. Cornelii Nepotis Vitae. Fleckeisen, Alfred; Halm, Karl, editors. Leipzig: Teubner, 1886.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
元ファイル: urn:cts:latinLit:phi0588.abo012.perseus-lat2
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 日本語訳の修正なし
要旨
『ハブリアス』は、アテナイの優れた将軍ハブリアスの軍功と波乱に満ちた生涯を描いた伝記作品です。物語はまず、彼がテーバイの戦闘において、膝を盾に固定して槍を構える独自の防御戦術を導入し、スパルタ王アゲシラオスの進軍を阻んだ輝かしい功績から始まります。この勝利によって彼の彫像が建てられ、その名声は確立されました。その後、ハブリアスはエジプトやキプロスなどの海外の戦役で活躍しますが、アテナイ市民の嫉妬を避けるために、他国での生活を余儀なくされます。最後には、同盟戦争のキオス包囲戦において、彼は一私人でありながらも勇敢に先陣を切って戦い、船が沈没する中で名誉ある戦死を遂げました。
目次
4 チャンク
引用方式:chapter.section
- §1.1-1.3
テーバイ近郊での新戦術とハブリアスの像
アテナイの将軍ハブリアスが、テーバイでの戦闘において独自の防御戦術(膝を盾に固定し槍を構える方法)を導入し、スパルタの王アゲシラオスの進軍を阻んだこと、およびその姿勢を模した彫像が建てられ、後の勝利記念像の先駆となったことが語られる。
- §2.1-2.3
エジプトやキプロスへの遠征と艦隊指揮
ハブリアスはアテナイ公認または私的な資格でヨーロッパ、エジプト、キプロスの戦役に参加し、アゲシラオスに対抗してエジプトの艦隊を率いる。
- §3.1-3.4
民衆の嫉妬を避けるための海外生活と他将の例
ペルシア王の抗議を受けてハブリアスはアテナイに帰還するが、民衆の嫉妬を避けるため再び海外で暮らす。またコノンなど他の有力者たちも同様にアテナイから離れて生活していたことが示される。
- §4.1-4.3
同盟戦争のキオス包囲戦におけるハブリアスの戦死
ハブリアスは同盟戦争のキオス包囲戦において、一私人でありながら事実上の指揮官として勇敢に先陣を切ったが、孤立して乗船が沈没し、名誉ある死を選んで戦死した。
